内容紹介
広島、長崎への原爆投下。
東京、ドレスデンでの大空襲。
そして南太平洋で行われた水爆実験。
米国人写真家ポーレ・サヴィアーノが各地の被災者を訪ね、
“あの日”を生きた50名の肖像と証言を記録。
「FROM ABOVE」
今、同じ空の下に生きるすべての人へ。
FROM ABOVE プロジェクトとは
著者ポーレ・サヴィアーノは自身の写真展にともない来日した際、
被爆者から直接体験談を聞けることを知る。
キノコ雲ではなく、“キノコ雲の下にいた人々”の一人の人間として会いたい――。
そう思ったサヴィアーノが自ら各地の平和団体に手紙を書き、このプロジェクトが始動した。
これまで撮影のために4度来日。渡航費、撮影費はすべて自費。
彼を突き動かすのは、
「未来の世界に、被爆者・被災者を訪ね歩く写真家がいないことを」という願い。
そして、「残された時間は少ない。急ぎなさい」という戦争体験者たちの言葉だ。
09 年3 月には東京にて写真展を開催、新聞やテレビで大きな反響を得る。
2010 年7 月には長崎、2011 年2 月には東京、ドイツでも開催された。
彼の写真展にはアートを愛する多くの若者たちも訪れ、
アートの力により「未来への教訓」が手渡されていく。
今後はスペイン、イギリス、ポーランドなどで撮影が行われる。
彼の思いに共感する声は日に日に大きくなり、プロジェクトは大きな広がりを見せている。
著者について
写真家。アメリカ・ニューヨーク生まれ
。 12 歳よりカメラを持ち始め、大学卒業後に写真家としてのキャリアをスタートさせる。
主にポートレート写真を得意とし、これまでにマリリン・マンソン、レディオヘッド、ビョーク、AC/DCなどのトップアーティストの写真を手掛ける。