こちらの通常版には『亡骸を…』のセルフカバーが収められています。
このアルバムに一切の戦略はありません。
ごく私的な作品の場合、表現が内に篭る人もいますが『FOREVER LOVE』はそうではありませんでした。
聴くたびに新鮮な驚きがあり、音楽が紡ぐ希望を感じさせてくれます。
素朴ながらも壮大なバラードよりずっと胸に迫り涙が溢れそうになるナンバーもあります。
詞のひとつひとつに人が生きていく上での愛情が満ち溢れています。
あらためて天才だと思いました。
今では清春さんの音楽を好む人は世間から見れば少数派で、
大多数の人たちに届いていないものだということは知っています。
そういう人たちにどれだけ語りかければ分かってもらえるでしょうか。
聴けば解るのに。ただ聴いてもらえさえすれば。
光と闇の音に触れる悦びを。この瞬間に立ち会える歓びを。同じ時代を生きている喜びを。
ロックを、フォークを、歌謡曲を、ジャズを、ブルースを、音楽を愛する全ての人に。