ドラマCDのお話自体は、場面の違う短編の3本立てで構成されています。
当のお話自体は、原作の既刊4冊と違い、非常にライトな構成ですので、
初見さんにとっても非常に楽しみやすいものに仕上がっているのですが、できれば設定や伏線などのことを
より深く理解したいという場合は、まぁ当然と言えば当然ではありますが、先に原作を読んでおいた方が賢明です。
そして以下、やや主観の混ざったレビューになりますので、あくまで1人のユーザーの意見としてお読み下さい。
キャストさんたちが合ってるかどうかという点は、無論視聴者さんの主観によって
すごく印象は変わってくるかと思います。自分を例に挙げますと、キャストが発表された時点では正直ちょっと、
人気声優さんばかりを拾った(商業展開的な意味で)狙いすましたような(ry …と考えていたのですが、
実際に聴いていくと、当初の想像よりもどんどんキャラクターたちのイメージと合致していく状況に本当に驚かされました。
「プロの声優さんってこんなにすごいんだ…。」と、身(耳?)を以って思い知らされたと言うのが率直な感想です。
そして、初回版に付属してくる台本についてですが、脚本の構成がキャラのセリフやSEのみではなく、太一による
ナレーションも含めて作られているため、これ単体でもちょっとした短編集として読めるほどの丁寧な形でまとまっています。
CDを聴きながらも、音楽で言う歌詞カードを見る感じで読み進めて行くと丁度良いかも知れません。
結論を述べますと、日頃ドラマCDに手を出すことが少ない方でも、興味がある方は買ってみる価値があるかと。
言うまでもないことですが、既にファンの方は尚更ですね(笑)
個人的には、本編のような濃密さに欠けた分、少しばかり物足りなさを感じたため、脚本が☆4つ。
ただし、非常に丁寧なつくりの、ドラマCDとしての完成度が☆5つ。よって☆4.5といったところです。