登録情報
|
浜田省吾は常に、人気がある一方で
その音楽性やステージスタイルにより幾度となく、
安易な非難を受けてきた。
ステージで拳を突き上げる姿や
社会的メッセージの主観性、
日本なのにアメリカンロックスターを地で行く姿など
一見して分かり易いから胡散臭いイメージがいつもつきまとう。
しかし、事実は違う。
浜田はこのアルバムで
日本におけるロックの位置はアメリカを模倣してるに過ぎないという、
よく言われる説を大胆にも肯定している。
その行為の愚かさを自負した上で、
ジャケットにも見れる様に
自らを「幻を背負うロックスター」と表現している。
また「DARKNESS IN THE HEART」の中では
「ステージで拳を突き上げて歌うことほど虚しいものは無い」とも歌う。
このアルバムで
浜田は自分が演じるロックスターを
転じて日本人が行う事の愚かさを
十分知りつつ
なおもそれを続けるだろう我が姿を冷静に捉え、
その逆説を通して アメリカと日本という大きな文化に翻弄されている
日本人の在りようを 実に的確に浮き彫りにする。
見事なアーティストだと思う。
ぜひ聴いてみてほしい。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|