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62 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
気分屋ポップ・ミュージック,
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レビュー対象商品: FAKIN' POP (CD)
平井堅、実に3年3ヶ月ぶりとなるニュー・アルバム。そんなに経っていたのか!と思ったのだがよくよく考えればベストも出してたし、シングルのリリースもコンスタントに切っていたので そこまで待った、という気もしないというのが個人的な印象。 そんなわけで日本が誇る純度の高いポップ・メイカーの期待の新作はいかに。 かなりベスト度は高い。というのも05年の「POP STAR」から全てのシングル、またはカップリングがはいっているので 当然といえば当然なのだが、それでもアルバムの流れがキチンと出来ているのは流石である。 前述の「POP STAR」から一気に広がるキラキラした世界観と小気味の良いビートが鳴り響き そのままアップとバラードを重ねて一気に親への感謝を歌った「写真」へ辿り着く。 或る意味、コンサートを意識した楽曲構成ともいえる気持ちのよいアルバムである。 基本的に自分は平井堅はアルバム・アーティストだと思っている。 シングル単体では伝わりきらない情報や感情などがアルバムで聴くと鮮明になる感じがして。 それと同時に、彼の音楽を軽視している人たちもアルバムで聴いてもらえば余裕で引き込めると思う。 あと、このアルバムでは同じ曲調が2曲続く事が多い。アップ2曲のあとはバラード2曲という風に。 「POP STAR」「君はス・テ・キ」のあとの「君の好きなとこ」「キャンバス」や、 「Twenty!Twenty!Twenty!」「バイマイメロディー」のあとの「いつか離れる日が来ても」「写真」のところなど。 こういう同じ曲調をあえて被せ被せにするという構成はあまりないので新鮮だった。 そして曲調自体もほぼアップテンポとバラードの2パターンで構成されてるのも面白い。両極化というか。 そして3年という月日のせいか、ブライトな曲とダークな曲の差が激しいのが面白い部分だ。 例えば「〜生まれ変わる旅がはじまる」というフレーズが大好きな「バイマイメロディー」なんかは イケイケのポップチューンで取材のときもなかなかに明るい感じであったのだが 「fake star」という曲はむしろ人間の汚い部分を真正面から描いた曲になっていて、 しかもその時の雑誌の取材では現在の音楽シーンに対する不満や怒りを見せていた。 ちなみにこの間、約1年であるがその期間でこうも気分が変わるのも珍しいが、それに蓋をせずに 敢えてそのモードでいくという姿勢は個人的にとてもピュアでいいと思う。 キラキラもドロドロもたっぷり詰め込んだ豪華絢爛な7枚目のアルバム。 今まで彼に興味が無かった人もこのアルバムを聴けば好きになれるんではないだろうか。 ちなみにTVのインタビューで「次は平井堅に興味がない人も興味を示すような作品を作りたい」と いった趣の発言をしていたので、これからの動きにも注目したい。
21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ライブ後に・・・,
By たんたん (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: FAKIN' POP (CD)
友人に引きずられるようにライブに行き、「アルバム聴いてくれてない人は呪いますよ〜」の平井氏の言葉に怯えて・・・というのは嘘ですが、生歌に感動して、その日に発注しました。MCも言葉を選んで、選んで・・・お話になる方ですが、やっぱり楽曲も言葉とメロディーを選んで、選んで・・・誠実に作られている方ですよね。アルバムの盛りだくさんの楽曲に対して、皆さん、感動から辛口まで様々なコメントですが、実験的な曲もあり、切ない曲もあり(「キャンパス」はご自身の学生時代を思い起こしながら、「写真」は亡きお父様を想いながら、の作だそうですね)・・一曲一曲これだけいろいろ感じさせてくれるアーティストに対しては、やっぱり「ステキ」としか言いようがありません。ありがとう、平井堅!
25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ポップで切なく美しい、べスト盤の様な傑作アルバムです!!・・が,
By
レビュー対象商品: FAKIN' POP (CD)
メロディアスで切なくポップな名曲がベスト盤の様にカラフルに散りばめられていて、「こんな恋愛してみたい!」と、様々な青春シーンを聞く側にイメージさせてくれる、キラキラと爽やかで美しい、ポピュラー系音楽の名作品集に仕上がっていると感じます。・・・と、本当のところ賛辞ばかりで占めさせて頂きたい思いなのですが、個人的には、R&Bや2STEP・ハウス等、ブラック〜クラブミュージック趣向のあるクールな平井堅さんが好きになりファンになった人間でもあるので、本アルバム全体を通して聴くのには少し難しさも感じてしまっております。「楽園」や「KISS OF LIFE」など、3rd〜5thアルバムにかけて主要なR&B系楽曲を手掛けていた中野雅仁さんが離脱されてからというもの、松田聖子さんやサザンオールスターズ、KANさんなど、80〜90年代の純粋で胸がキュンとしめつけられるメロディアスな楽曲が傾向・割合的に増えたのだと感じております。前作は、そういった楽曲とR&Bのグルーヴ・ビート感が見事に調和されていて、バランス・バリエイションに満ちた傑作であると個人的には感じたのですが、本作はメロディーに重点が置かれ過ぎてしまっているせいか、スロウ〜ミディアム系バラードなど、近い雰囲気の楽曲が多く存在してしまっている様にも感じられます。 アルバム発売前にCMやドラマ等、諸々のタイアップで収録曲が露出し過ぎていたので、多くの曲イメージが既に出来上がり、全体的に似通った印象に感じられてしまったところもあるのかもしれません(・・アルバムを買って初めて耳にする形であれば、同じ曲でも印象は大分異なっていたのかも知れません)。 これほどまで既出曲が多いオリジナルアルバムというのも、当方30年近く生きてきてマレな経験であったので、今回少し奇妙な感覚・気分を味わうこととなりました。やはり、買ってからのお楽しみは、もう少し残しておいて欲しいというのが本音なところでもあります。 ・・次回作では、少しワルでセクシー&クールな感じ、ソウルフルでファンキー・ジャジーな雰囲気も、以前同様味わってみたい思いであります。キャッチーで美しい旋律が染み入る本作が素晴らしいことに変わりはないのですが、やはり渋みのあるトラックももう少し多く聞いていたいのですm(_ _)m
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