正直例の事件の後、Chris Brownはもう厳しいのかなと心配しました(事件の内容が内容でしたし
直後に出た力作「Graffiti」のチャートアクションもイマイチだったので)。
でも初心に還ってMixtape攻勢で頑張ったのが功を奏した様でこうして無事に新作も出しシングル
共に大ヒットという結果も出て本当に良かったと思います(BETアワードでのMJトリビュートの
パフォーマンスも素晴らしい後押しになりました)。
内容的には他の方が詳しく触れて下さっているので重複するようで申し訳ないのですが、本当に
今作は良い出来で力作に仕上がっていると(50歳近い私も)嬉しくなりました。
まだ少年で甘酸っぱさ満載だった1st、青さを残しながらも更に派手に展開しようと頑張った2nd、
内容は充実していながら事件直後で結果を出し切れなかった3rd、本当に今回は勝負作でした。
Mixtapeから大ヒットとなった(1)や(3)(向こうでBSとボヤかしているのに日本語でブルシットと
そのまま表記するのはどうかなとも思うけど)、ベテランBustaの畳み掛けラップが強烈な(4)
(余り聴かないけどWeezyもファストフロウ上手いのね)、MJのヒューマンネイチャーというより
はSWVのライトヒア[Human Nature Remix]のリメイクといった趣の(5)等前半は聴き逃し厳禁
のナンバーが並びます((4)にもシビれたけど何気に優しい(2)も良曲です)。
後半も勿論Good!でユーロビ・・いやクラブ系が余り馴染めない私もこれは良いと思った(7)や
どことなくPhil Collinsのテイクミーホームを思わせる今をときめくJustin Bieberとの(8)等
聴き所が満載です(Ludaがいつものラップを聴かせるスローな(10)も良い!)。
Benny Benassiとのアップ(13)で一旦は幕を閉じますが、日本盤ではその後6曲がプラスされて
います(ちなみにUSのDelux盤では(17)まで収録)。
このボートラ群がイマイチなら何ですが、それぞれ良い出来で無視出来ないとなれば今回は
日本盤を買って正解だと思います(勿論個人的見解ですが)。
今が旬?のWiz Khalifaが参加した音作りも面白い(14)、The Gameが絡む(15)(ちょっと最近
The Game元気無い?)、御大Timbalandを迎えた(Big Seanも参加)ドカドカリズム?が渋い
(16)、この優しさがChrisらしくてホッとする好曲の(17)、そして日本盤ボートラの(18)は
シンプルながらもダンサブルで良い出来です(ラスト(19)はChipmunkに客演した曲です)。
そんな感じで全19曲、Chrisの再スタートを切るには最高の内容になっていると思います。
彼の新しい門出を祝って・・・星5つ!!!
(ところで件の(4)の彼らの機関銃ラップに訳詞をつけた日本盤スタッフにも拍手!)