プリンスがファンキーなのは周知の事実だけれど、活動が多彩過ぎて
(「ファンキー」と「ファンク」の差異については、ここでは無視)
殿下の最も濃ゆ〜いファンク・アルバムを選べ!と言われたら、答えに窮する。
どのアルバムもポップであるが故に、かつてのブラック・ミュージック
といった括りから必ずはみ出してしまう楽曲があるせいかもしれない。
せいぜいダンス音楽に特化した『ブラック・アルバム』くらいかなあ……みたいな。
ところが、ニュー・パワー・ジェネレーションというバンド名義ながらも、
このアルバムは、どファンク! どこをどう切ってもファンクの嵐。
発売当時も、この70年代志向全開のアナクロニズムってどうよ?という感じは
否めなかったけれども、「黒い殿下が好きなんだい」という向きには外せない1枚。