C++をある程度理解したと思った人にしか用はない本。
この本に関心がないとすれば、それはC++がなんであるか分かっていないので価値が分からないか、もしくは、すでにC++に見切りつけるほど分かりすぎているか、その、どちらかであろう。
もし、この本で自分がいかにC++に対して無知・無防備であり、C++が異様に複雑で、細心の注意を払いすぎても足りないことは無い危険な言語であることを知ることができたなら、この本の価値はあったことになると思う。
この本は、そこらへんに転がっている初心者をだまして煙に巻いて危険なわなに誘うような本よりも、ずっと安全性に配慮された、優れた書籍である。
ただし、その価値がわかるのは、ある程度の経験者だけであろう。