7、8年前、セイコーインスツルメンツの電子辞書のフランス語バ−ジョンを購入しました。プチロワイヤル仏和と和仏が入っていました。英語はジーニアス英和大辞典とジーニアス和英。買った当時はけっこう便利に使っていました。ただプチロワイヤルは語彙が少ないので、必要に応じ小学館の仏和大辞典などを調べ直さなければなりませんでした。
その仏和大辞典が電子辞書化されたのをウェブ上で知り、この度やっと買い換えました。まず驚いたのは、ペンばかりでなく指先でも画面をスクロールできることです。電子辞書は印刷された辞書と違って、単語を引いたとき全部の情報を一度に見れないので、必要な情報にたどり着くまでけっこう苛立たしさを感じますが、このカシオの辞書はまるでページを繰るように指ですばやくスクロールできます。さらに、画面が見にくいときバックライトを点灯できる機能も便利。また必要な辞書を増やせるというのも(辞書の値が張らない限り)すばらしい。
電子辞書はこれで三台目ですが、以上の機能を目の当たりにして、電子辞書もまた進化するということを改めて感じたものです。ただ、かつてワープロ専用機がPCに吸収されたように、PCの小型化に伴って、電子辞書も例えばウェブに接続できるようになりだすと、将来は小型PCに吸収される可能性もあります。電子辞書レベルの専用機能を(プラス、カラー動画・画像付きで)搭載するくらい簡単でしょうから。
最後にこの辞書の課題として、辞書本体の軽量化が必要でしょう。ちょっと重すぎる。また、英語に関しては研究社の新英和大辞典と新和英大辞典―何語を学ぶにせよ、英語は知っていて当たり前ですから、この二冊の辞書は語学学習者には必須アイテムです―は初めから組み込んでほしいし、国語系の類語辞典は大修館その他の本格的な類語辞典を入れるべきでしょう。フランス語系ではプチラルースあたりが追加できるようになるといいでしょうか。