フルアルバムとしては前作「Sound of the Animal Kingdom」以来12年ぶり。再結成後、ツアーやメンバーによるいろいろなサイドプロジェクトへの参加、コンピへの曲提供など、活動はやたら活発だったのに、肝心のアルバムはレコーディングは伝えられてもなかなかリリースされなかったので、「おら!来たあ!」って感じです。
そんなハイテンションで果たして冷静なレビューを書けるかどうか不安ではありますが、書きます。
まず、のっけの「Sugardaddy(いいタイトルだ)」からエンジン全開のグラインドコアです。ケヴィンの怒号もリッチーのブラストもダンの轟音BassもエリックのGも全部ひっくるめて、あのBrutal Truhそのものです。
彼ら、デビュー作「Extreme Conditions Demand Extreme Responses」や2作目の「Need to Control(傑作!)」ぐらいまではデスメタルチックな香りを残していたんですが、前作「Sounds〜」あたりから生粋のノイズ系グラインドコアバンドとして完成され、その辺でデス系のファンの評価は変わった気もしますが、「Sounds」に狂喜した生粋のグラインダーは安心して聴けます。あのグラインドコアを追求しつくしたといっても過言ではない傑作「Sounds〜」の路線、ノイジーで早くて短いあのグラインドコアです。とりあえず、これ聴いて暴れたいという欲求を覚えないグラインダーは一度医者に行くことをオススメします。
個人的には、前作のようなやれることは全部やった的なバラエティさよりも、グラインドコアが本来持つ直情的な面が強調されたアルバムだと私は感じました(長くツアーをしていた成果とも言えます。かつてないほどのLive感があります)、それにしてもこのバンドの持つパワーとオーラは凄すぎる。あと10年は活動できますね!
とりあえず、落ち込んだ時はこれを爆音で聴いてケツを蹴り上げてもらいましょう!