家庭崩壊の元凶である兄・滋の再来に殺意を強める梅。
真知子から正木家の悲劇を聞き、涙を流すダニエル(カナダ出身英語教諭)。
さらなる力を求め続ける梅に、ダニエル(合気道三段)の歩み寄りや真摯な言葉は届かない。
兄を捜すうち、阿部という少年と出会う梅。
友好な振る舞いに凶相を秘める阿部に梅は惹かれていく…が、裏の繋がりや真実を知り、兄への憎悪が瓦解していく。だが引く事はできない。拳は振るわれる。夜の学校の屋上で、梅と阿部がぶつかり合う
一方、母殺しをほのめかす滋と、ダニエル(31歳)の2人が、正木家玄関でついに出会う。
実はあちこち遠出している正木家の守護神(愛犬)コロ!
コロの牙は誰を噛み!コロの舌は誰を舐めるのか!?
一巻から続くすれ違いや、空回りする人間模様に一応の決着が着きます。
大筋の問題はもちろん未解決ですが、二巻ラストでは、梅の周りの人々との関係や、梅自身に良い変化が訪れる。梅が得たモノは大きい…。
読後感の気持ち良さは最高ですよ♪