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「NATURE」がテーマとのことで、M8やM13等メッセージ性の高い曲が収録されてます。また結成25周年ということで、初期の名曲「Domino Dance」と「Automatic Collect,Automatic Correct」のリアレンジ・ヴァージョンなんてのも聴けます。ただ、そういったコンセプトを吹き飛ばしてしまったのが、レコーディングが終わったであろう頃に飛び込んできた、ロバート・モーグ博士死去というニュース。今作には「Tribute To Dr.Moog」というサブタイトルとともに「Air on a G String」が収録されてます。博士のシンセを一躍世に知らしめることになったウェンディ・ワルター・カーロスの名作「スイッチト・オン・バッハ」からのカバーとなるこの曲、モジュラーシンセではなく博士最後のシンセとなったMinimoog Voyagerでの演奏なのが泣かせます(ていうか、マジ泣けてきた)。電子音楽ファンの方には、哀悼の意を捧ぐ意味でもこの曲を聴いてほしい。
自分は、長年のレコーディングスタジオセッションに於いて、
松武氏の創作する、シンセサウンドになんど魅了させられたことだろう。
「シンセサイザ イコール デジタルサウンド」とお考えの方にひとこと、、、
技術が進化した今、シンセサイザはデジタル処理のかたまりになってしまいましたが、
シンセサイザの初期はなんと「アナログ」なんです。
松武さんが創作する「タンス」(アナログシンセサイザ)のサウンドは、
ヴァイオリンにおける、ストラディヴァリウスにあたるのでしょうか??
なんて考えたりします。
このアルバムに秘められた世界は、テクノ、ポップス、クラシック等々、
音楽すべてのジャンルにわたるものかと感じます。
シンセマニアだけではなく、聴いて頂きたいアルバムです。
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