一作目は統一されたボーカルで、とても好きな声質のボーカルだったので、それを期待して購入しましたが、今回の作品は様々な歌手の方が歌われてるみたいです。正直、あんまり好きじゃないな、と思う声質の方や、あんまりビビッと来ない曲調もあります。早送りしてますが…。
しかし、その点を含めても星5つは、やはりかなり心に染み入る曲が何曲かあったことです。特に、5番目と9番目の曲!!5番目はユーミンのカバーですが、冬の空に、淋しい夜に、しんとした気持ちで聞けばぴったりの曲調です。どこかレトロで、それでいてシック。思わず目を閉じてしまいます。9番目は「青空」ですが、詩と曲調がとてもいいです。詩がすごくシュールなのに、曲調やボーカルが甘くて、そのギャップがたまりません。大好きです。
ただのワールドミュージックやジャズ、ボッサとは違うと思います。耳に入り左から右へただ流れていくだけではないです。確かに心に残る表現があって、繰り返し聞いても飽きさせない趣があります。前作のように全体的に良いのではなくて、何曲かが突出して良い、という印象です。
秋も深まるこの頃に、川原で、ドライブで、喫茶店で、図書館で… 聞けばどこか、心のすっとなる曲たち。私の中で、このシーズンのベストになりそうです。