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Epistemology of the Closet
 
 

Epistemology of the Closet [ペーパーバック]

Eve Kosofsky Sedgwick
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商品の説明

メタローグ

前作‘Between Men’では、主に19世紀の英文学を素材として、男女の関係の核心に、男同士の性的欲望(ホモセクシュアル)を排した男同士の連帯(ホモソーシャル)があることが論じられた。本書では、その到達点から、19世紀末の文学・思想を素材とし、(男性の)ホモ/へテロセクシュアルの定義の問題が、「クローゼット」と「カミングアウト」、秘密と発覚、私的と公的といった二項対立を手がかりとして論じられている。今作では意識的に焦点が、前作のフェミニズムからアンチ・ホモフォビアに移されているが、ホモソーシャル概念が一人歩きしている現在、前作の翻訳も待ち望まれる。(千田有紀)
『ことし読む本いち押しガイド2000』 Copyright メタローグ. All rights reserved.
--このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容説明

Since the late 1980s, queer studies and theory have become vital to the intellectual and political life of the United States. This has been due, in no small degree, to the influence of Eve Kosofsky Sedgwick's critically acclaimed "Epistemology of the Closet". Working from classic texts of European and American writers - including Melville, James, Nietzsche, Proust, and Wilde -Sedgwick analyzes a turn-of-the-century historical moment in which sexual orientation became as important a demarcation of personhood as gender had been for centuries. In her preface to this updated edition Sedgwick places the book both personally and historically, looking specifically at the horror of the first wave of the AIDS epidemic and its influence on the text.

登録情報

  • ペーパーバック: 258ページ
  • 出版社: University of California Press; Updated版 (2008/1/17)
  • 言語 英語, 英語, 英語
  • ISBN-10: 0520254066
  • ISBN-13: 978-0520254060
  • 発売日: 2008/1/17
  • 商品の寸法: 22.4 x 15 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 バトラーのAlternativeではない, 2004/2/23
一時期バトラーを構築主義、セジウィックを本質主義と分類し、バトラーを持ち上げる言説が一部に流通していたが、本書を読めばバトラーとセジウィック、それほど異なった地点に立っているわけではないことがわかる。

特にセジウィックを本質主義とするのは誤り。安易な構築主義が逆に同性愛者に対する抑圧的言説を、それこそ「構築」してしまう危険性について、セジウィックが慎重だっただけだ、ということ。もちろんバトラーの構築主義はそんなものとは大違いだが。

基本的にバトラーが哲学者なのに対して、セジウィックは英文学者としてのスタンスでフーコーを読み直し、男性同士のホモソーシャルな欲望を「ホモセクシュアル」と読み取られることへの恐怖から、同性愛に対する抑圧的言説が生まれたとする。またそうして根拠を保証された男性共同体が女性を社会的交換の道具として物象化していく過程も、フーコーの読み直しの結果として提示されている。

だがこの本の最大の魅力はやはり、セジウィックによるメルヴィル、ワイルド、ニーチェ、ジェイムズetcの読解とそこから垣間見える新たな文学史の可能性だろう。「ホモソーシャル」という概念がその後の文学研究に与えた影響は、未だに消化しきれていない。

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