発売時と同じ内容がそのまま移植されています。
天外2は他機種のリメイク版にある改悪が無いオリジナルそのまま
なのはいいですね。
所で当時の天外作品を再プレイしてみた感想ですが、
あれ、こんなに楽しかったっけ?という感覚に驚かされました。
『天外魔境1』
最初の展開が、昔のPRGさながらにテンポが悪く、なかなか
レベルは上がらない、仲間も見つからないなどとただ苦痛な
だけの展開が続きます。当時は衝撃だったビジュアルや音声
などが現在はあたりまえの要素になっていることも要因の1つですね。
しかし、不思議な事にオロチ丸を仲間にして3人の仲間が
そろった所から一気にそのテンポが変わります。
レベルも楽しいように上がる。敵も魅力的な奴らが増えてくる。
この中盤から終盤までの盛り上がりは、いまプレイしても
がっつりハマってしまいます。
最終ダンジョンのボスのオンパレードでは特定の位置を踏んだ
瞬間に何度でも遭遇してしまうのでクラーケンとの連戦には
うんざりさせられてしまいますが、それ以外のシナリオ後半は
今でも色あせること無い秀逸な展開です。
『天外魔境2』
桝田省治氏、岩崎啓眞氏入魂の天外史上最高傑作と言われる
名作だけあって。今からオリジナル版をプレイしても十分
楽しいですね。今作はリメイクの改悪がないのもGoodです。
十数年ぶりプレイすると、シナリオの謎解きやボスの攻略も
すっかり忘れてしまい、「剛天明王ってこんなに強かったっ
け?」とか想いながら新鮮な気持ちでプレイできました。
天外2の何がいいかと言われると色々あって難しいのですが、
シナリオが「深い」んですよね。例えば、ラスボス前の剛天明王
って腕力が強いパワーボスで、ドラクエ3でいうところのバラモ
スゾンビみたいな立ち位置のはずなのです。よって、単に物理攻撃
主体のバトルとなるはずなのに、この時のプレイヤーは悲しくかつ
憐れみの気持ちで戦ってしまうのです。理由は何となくプレイを
してても分かりません。しかし、じっくりと序盤の伏線を知りつつ
その背景に”気付いて”しまうと…これは是非プレイしてみて下さい。
天外魔境シリーズの最高傑作はオリジナル版にこそその神髄があると
思います。
『カブキ伝』
1回しかプレイしなくて、よく内容を覚えていなかったのですが
これは、天外魔境2の名作の影に隠れた伏兵でしたね。
敵キャラがミュージカル演出で自分のテーマを歌うというのも
斬新ですし、舞台がイギリスで巻物ではなく魔法を使うっていうのが
新鮮です。阿国や世阿弥、プッシュ冨士山などの強力な仲間のお陰で
意外とサクサク進める事ができます。私がイヤだったのはラストバトル
直前の世界で、3人目の仲間が不在となり、この状態でラストバトルに
挑まなければならないのが苦痛でした。強すぎるラスボスに2名で挑戦
するのは非常に大変だったのですね。しかし、本作で久々プレイすると
実は最終武器や最終防具に強力な付加効果があり、これを使うと非常に
簡単に最終工程を攻略できるという事に気付きました。10数年を超えて
本作のお陰で新しい発見ができました。じっくりプレイすると意外と
深みがあって今でも十分楽しいPRGです。
『カブキ一刀涼談』
説明省略(笑)
3作品を通して言えることは、ダッシュモードがありがたいですね。
ただし、セーブはいったん対象ゲームを終了して管理画面に戻らないと
いけないのでやや面倒だったりします。