登録情報
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| 1. Praeludium and Allegro (in the style of Pugnani) | |||
| 2. Habanera, Op. 21, No. 2 | |||
| 3. Cantabile | |||
| 4. Kaleidoscope: Orientale, Op. 50, No. 9 | |||
| 5. Oberek, No. 2 | |||
| 6. Salut d'Amour | |||
| 7. Miniature Viennese March | |||
| 8. 24 Preludes, Op. 34: No. 10 - Moderator non tropp | |||
| 9. 24 Preludes, Op. 34: No. 15 - Allegretto | |||
| 10. 24 Preludes, Op. 34: No. 16 - Andantino | |||
| 11. 24 Preludes, Op. 34: No. 24 - Allegretto | |||
| 12. Chanson de matin, Op. 15, No. 2 | |||
| 13. Introduction et Tarentelle | |||
| 14. Slavonic Dance in E minor, Op. 46, No. 2 (B 170) | |||
| 15. The Love For Three Oranges: March | |||
| 16. Souvenir d'un lieu cher: Melodie, Op. 42, No. 3 | |||
| 17. Mythes, Op. 30: La FOntaine d'Arethuse | |||
| 18. Syncopation | |||
| 19. Orfeo ed Euridice: Melodie ('Dance Of The Blessed Spirits') | |||
| 20. Berceuse, Op. 16 | |||
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繰り返すまでもなく、かつてみどりは11歳でニューヨーク・フィルやフィラデルフィア管と協奏曲を演奏し、バーンスタイン、メータ、スターンら巨匠音楽家たちからローティーンの頃からすでに認められた大天才であった。音楽大学の教育を一切受けず(少女時代に一時期通ったジュリアード・プレカレッジは、いわゆる高校や大学ではなく、一種の土日の音楽教室的な存在)、コンクールとも無縁だったという意味では、他のヴァイオリニストとは一線を画する、日本の音楽界でもきわめて特異な存在とも言えるだろう。
ここに収録されているのは最長でも6分未満という、短い小品ばかりで、大変親しみやすい上、エルガーの「愛の挨拶」やフォーレの「子守歌」のような超有名曲から、ショスタコーヴィチやキュイの珍しい作品まで、惜しげもなく詰め込まれており、お買い得なことに何と全部で28曲もある(しかも、実際にはもっと録音したが入りきらずに?お蔵入りになった曲さえあるという)。これらは大変変化に富んだ構成となっており、聴いていて心地よく、また飽きさせない。
録音は1992年、みどり21歳のとき。彼女のすばらしさは、テクニックは言うに及ばず、どんな作品を何度演奏しても、その音楽にいま初めて出会ったような感激を聴き手に与えてくれる、そのみずみずしさ、純粋さにある。音楽の彫りは深く、歌はのびやかであり、切れ味鋭く、しなやかなその音色は、一撃で聴き手を魅惑する。アンコール・ピースと言えども、その一つ一つはぎっしり内容の詰まった濃い音楽ばかり。みどりのCDは初めてという向きにも、自信をもっておすすめできる1枚である。(林田直樹)
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