2002年にwonderland falling yesterday名義で発表した同名アルバムを、world’s end girlfriend名義で再発した作品です。
一部収録曲が差し替えられています。
商品説明に無い様なので曲目リストを。
1.Yesterdays Light Circus / 蠍座サーカス団 演目:光と砂鉄による昨日の描写
2.Breath Cannon Escape Wall / カノン形式による「呼吸」「逃避」「壁終止」
3.Old Winter Ferris Wheel / 観覧車から見えた遠い冬
4.Lover Teresa Dead Field / テレサさん荒野
5.Falling Marble Chair / 落下する椅子
6.Sheep Creep / 子守唄より「真っ赤な羊は故国へ」
7.Shine Hill In The Palm / 掌の中の丘と影
8.Sleeping Under The Rainbow / 二重の虹/最中での眠り/グランドピアノアンダーグラウンド
9.Purple Ripple / 紫の波紋 カラス
10.Snow Crystal Lake / 雪の結晶 カラス
11.Rain Prayer / 雨月の語り部
12.Grandfather Clock Heart / 時計の最後について 雪の砂浜に散乱している壊れた黄色い傘
13.Nobody Comes Ghost Goes / 蠍座サーカス団 演目:無人と幽霊の時の遡上
それぞれに英語題と日本語題が付いています。
収録曲の差し替えについては、
wonderland falling yesterday名義の盤に収録されていた
13.Good morning Hellwalker
14.Wonderland Falling Today
の二曲がカットされ、新たなトラックとして
13.Nobody Comes Ghost Goes 蠍座サーカス団 演目:無人と幽霊の時の遡上
が収録されています。
全体的な印象としては、やはり別名義で発売されていた作品という事もあり他のWEG作品とは一線を画するものとなっています。
メロディーらしいメロディーも無く、音そのものを感じる類の音楽でしょうか。
どこか遠くの世界へ連れて行かれます。
輪郭の見えない重々しくも物悲しい旋律を背景に、あちこちに散りばめられた無数のサンプリング(雨音、足音、呼吸音、子供の泣き声、笑い声、拍手、カメラのシャッター音、扉を叩いて開ける音等)。
輝く音の粒が次々に生まれては消えていく様はエレクトロニカというより現代音楽に近いかもしれません。
決して聴きやすい物ではないので、声を大にしてオススメしようとは思いませんが、ハマる人にはドハマりすると思います。(私はWEG関連で一番好きになったので(笑)