本書はオンラインで無料で読めるが、携帯して学習でき、初版から10年経っても経年劣化がほとんどない上質紙を使っており、内容も極上であるのでお勧めします。Lisp系ではCommon LispやSchemeとelispでは変数のスコープに違いがありますが、その説明もちゃんとあります。
惜しむらくは続編ともいえる日本語版の「GNU Emacs拡張ガイド(Writing GNU Emacs Extensions)」及び「GNU Emacs Lispリファレンスマニュアル」が絶版になっていることです。前者はelispのマクロの説明も含んだ好著だったので残念です。代わりに「On Lisp」などで学習すれば良いと思います。
LispでEmacsの機能を拡張して効率の良い開発環境を手に入れ、マクロでLisp/Schemeの言語機能を拡張して短いコードで豊かな表現力を手に入れる。Lisperの魔法がこういうところにあるということを実感できるでしょう。