登録情報
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| 1. Aguas De Marco |
| 2. Pois E |
| 3. So Tinha De Ser Com Voce |
| 4. Modinha |
| 5. Triste |
| 6. Corcovado |
| 7. O Que Tinha De Ser |
| 8. Retrato Em Branco E Preto |
| 9. Brigas Nunca Mais |
| 10. Por Toda a Minha Vida |
| 11. Fotografia |
| 12. Soneto Da Separacao |
| 13. Chovendo Na Roseira |
| 14. Inutil Paisagem |
全曲がアントニオ・カルロス・ジョビン作曲の自作自演作品であり、
ボサノバからMPBまでアントニオ・カルロス・ジョビン各時期の
遍歴と音楽的造詣の深さが凝縮された選曲と言っていいと思う。
1曲目の「三月の水」は、「E」の韻を踏んだ歌い出しがなんとも
心地良いこの作品中最も有名な曲。多くのアーティストにカバー
されている曲なので、聴いたことのある方も多いかと思う。
この1曲だけでもこのアルバムを聴いてみる価値があるかと思う。
それほどこの録音は完成度が高く他の追随を許さないものがある。
5曲目の「トリスチ」や6曲目「コルコバード」はボサノバの曲
だが、ここでは少々ボサノバらしからぬ雰囲気で演奏されている。
「トリスチ」は少しアップテンポでルイ・ザォン・マイアのベース
が非常に陽気に聴こえる。一方「コルコバード」は、アレンジの
セザール・カマルゴ・マリアーノがストリングスを上手く用いて、
しっとりとした原曲を更に寂寞としたものとしている。この曲風
は前半とはうって変わって落ち込むような後半への導入となる。
それでも只ひたすら落ち込んでいくわけではなく、9曲目の「も
う喧嘩はしない」や、13曲目の「ばらに降る雨」等、かすかな
光を感じるような曲もある。そのコントラストがなんとも美しい。
1曲目の「三月の水」は、間違いなく本作のベストチューンだが、
アルバムの流れとしては後半の方がバランスが取れていると思う。
最後の14曲目「無意味な風景」を聴き終わると、長編映画を見
たようなそんな疲労感が襲ってくる。たった38分のアルバムで
あるが、その充実振りがそうさせるのだろうか。傑作である。
ブラジル音楽ファンならずとも納得せずにいられない1枚だろう。
新規購入する方はもちろんですが、既に以前のバージョンを持っていて、このアルバムの素晴らしさを知っている人こそこのリマスターされたアルバムを買うべきだと思います。
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