1986年に初代ドラゴンクエストが発売されました。
私はファミコン世代ではなく、ゲームボーイ世代として一作目をプレイしたのですが、当時(1986年)のめり込んだ方々が未来のゲームとして想い描いた世界。
おそら本作Skyrimは、彼らが夢見た世界に限りなく近いのだろうと思います。その意味で25年かけてのRPGジャンルの一つの到達点だと感じました。
このゲームほどハイレベルな水準のゲームを、来年以降、各制作会社が目指し、超えていかなければならないのかと思うと、一ゲーマー視点ながら大変だなと思います。
海外のレビュー評価通り、本作は総合点を付けるなら2011年段階の最高峰のゲームの一つだと思います。
アジア版を20時間ほどプレイしました(レベル13)。
日本語版を待望していらっしゃる多くの方に少しでも参考になるレビューとなれば幸いです。
私はFallout3で初めてBethesda社のゲームを知りました。Oblivion以前のElder Scrollsシリーズは未プレイ(Youtubeで視聴した程度)の新参者ですがご了承を。
熱心な方は海外レビュー等も読み比べていらっしゃることと思われますので、本レビューではあえてゲーム内容の賞賛点は控え、
特に海外レビューで批判・指摘されたマイナス点について主にコメントさせていただきます。
どの海外レビューもあえて難癖を付けるならという感じの批判ですが、その部分こそ一番気になるところだと思いますので。
〇バグ(glitch)が多いという批判。
Bethesdaのゲームにつきまとう批判ですが、主要なレビューは今回比較的穏健で、バグの数が減ったと評価しています。小さなバグは多々ありますが、致命的なバグ(進行不能など)はほとんどないとのことです。私が出会ったバグとしては、壁ハマリ1回(編集)、フリーズ2回(編集)、NPC同士があさっての方向を向いて互いに会話をしている、目的地で会おうと言ったNPCがワープして行った、敵が地形にひっかかる、ドラゴンが狭い道に降り立ちハマる、味方NPCがたまに棒立ちして戦闘しない、などでしょうか。オープンワールドにバグは付きものですが、今のところレビュー通り許容範囲内で、いわゆる致命的(game breaking)なバグは確認していません。
〇ロードが長いという批判。
これもBethesdaのゲームにつきまとう批判で、本作も批判を免れていません。インストール時の感想ですが、建物に入るごとに5〜7秒のロード、ダンジョンや一部建物、マップ移動に20〜30秒といったところです。Fallout3と違うのは、一度建物に入ってすぐ建物を出ようとしてもロードが入ることです(若干短くなりますが)。
New Vegasと違って、長時間プレイでロードが長くなるといったことは今のところ感じたことはありません。
〇所謂おつかいという批判。
これは究極的には全てのRPGに妥当してしまうと思います。重要なのはおつかい(受動的)と感じさせないゲームづくり。メインクエストはストーリーに乗って動きますし、サブクエストに関しても報酬がしっかりあり、レアな武器が手に入ったりとRPGの本質を押さえていますし、序盤だと資金がなかなか足りなくて(家を買うのに5000G)能動的に動けていると思います。サブクエストは膨大ですが、あれもこれも「しなくてはならない」、ではなくて、あれもこれも「したい」、と思えるゲームづくりに成功していると思います。
〇テクチャーバグ(texture issue)について。
Xbox360版特有の問題としてHDDにインストールするとテクスチャーバグが発生して画質が落ちる(遠景がくっきりしない)と言われており、パッチが待望されています。日本語版発売時にはパッチ修正されていることと思われますが、アジア版を購入される方は要注意。解決法として現在ネット上で言われているのは、インストール自体しないor USBメモリにインストールする。
理屈はよくわかりませんが、私もUSBメモリにインストールしてみたところ、確かに画質がくっきりしたように思います。音が気になる方はUSBメモリ使用をオススメします。
編集:USB対処法に関しては公式情報ではありませんのでご了承を。クチコミで広がっている情報ではありますが、意見は二分しているのが現状です。信頼度の高いEurogamerの記事で少し取り上げられているようです。記事によると、HDDとUSB両方にインストールしたままだとうまくいかないらしく、USBのみにインストールした状態だと一応改善するような書き方です。ただ、あまり肯定的な記事ではありません。15分以内にクラッシュしたとありますが、それはたまたまではないかと思います。今のところフリーズは2回です。(約20時間)
参考までに。http://www.eurogamer.net/articles/digitalfoundry-skyrim-texture-problems-on-xbox-360
比較されているのはFPS視点時の素手を構えたときのテクスチャーで、確かに通常のインストールだと血管等が浮き出ていません。本日もう一度私も自分のゲームを確認してみたのですが、元々USBのみにインストールしていたこともあり、しっかりと血管が浮き出ていました。PS3とは比較できていないので厳密にはわかりませんが、恐らくUSB対処法はデマではないと思っています。
ただし、あくまで公式情報ではありませんので自己責任でお願い致します。
再編集:下記でレビューを書いていらっしゃるota1977さんがUSB対処法を試してくださったようです。結果は画質が向上したと喜んでいただけました。参考までに両レビューのコメント欄も参照していただけたらと思います。
〇一部のキャラクターモデルがまだ不自然という批判。
全ての種族に会っていないのでコメントできません。Nordでプレイしているのですが、キャラクターモデルは劇的に改善したと思います(むしろやっと普通の人になったというべきか)。
従来のTPS視点時の空中を歩いているような感覚もなくなり、今作は日本人が嗜好するTPSアニメーションが不快でないです。ちなみに顔のカスタマイズについてはまだまだ欧米色全開です。
JRPGの美男美女を要求しているわけではありませんが、それにしてもアクの濃さは依然残り、イケメンを作るのは割と大変(アメコミ的なマッチョイケメンは割と作れます)。
とはいえ、OblivionやFallout3よりはイケメンを作りやすいと思います。
〇戦闘システムがまだ不十分という批判。
アクションRPGの中でも大味感があるのは事実です。アタリ判定がまだ大味なのは否めません。しかし、Oblivion(動画)と比較した限り、戦闘にかなり重量感がでました。武器を構えていると後退スピードも下がりますし、前作よりは大幅に改善したと思います。キャラクターが重そうな武器振り回してるなぁと感じ取れるのが大切で、その点に関しては文句なしです。TPS時のモーションも純粋なアクションゲームと比較しなければ素晴らしい出来だと思います。
以下、その他の点について小コメント。
〇グラフィック
ビジュアルに特化したゲームは他にありますから、純粋に他の全てのゲームと比較したらトップではないと思います。しかし、このゲームがオープンワールドなんだと思うと驚愕の一言。
Fallout3でも十分綺麗だと思っていましたが、本作のディティールの作り込み(地面、森林、河川、建物など)の深さは賞賛に値します。初代アサシンクリードを当時(2007年)プレイした際の感動を思い出しました。特に水の表現は非常に美しく、河川の流動感の表現は秀逸です。
〇フレームレート、ティアリング
グラフィックに感心したのは、単に静止画が綺麗だからではありません。確かに時々フレームレートが不安定になるときがありますが、広大なフィールド、密度の高い都市(まだほんの一部だけしか訪れていませんが)どちらにおいてもかなり安定していると思いますし、所謂ティアリング(ちらつき)をほとんど感じません。アサシンクリードシリーズなどはティアリングとフレームレートがどうしても気になってしまう方なので、画面の安定性という面でもよく処理できているなと非常に感心しました。
編集:PS3版はゲームデータが6MBを超えてからフレームレートが低下し始め、パフォーマンスが低下するという問題が報告されています。Xbox360版ではまだ騒がれてはいませんが、恐らく他人事ではなく、長時間プレイでゲームデータが増加するにつれてパフォーマンスが低下する可能性はあります。Xbox360版のゲーム開始時は3MBなのですが、30時間ほどプレイした現在では7MBにまで膨らみました。今のところ開始時とほぼ同程度の快適さを保っています。大都市の1つはフレームレートが不安定気味ですがゲームデータ増加が直接の原因かは不明です。それ以外の都市とフィールドは基本的に快適です。今後10MBを超えたあたりからのパフォーマンスが果たしてどうなるかは未知数です。
長文大変失礼しました。
内容以前に皆さんが気になっているであろう点をできる限り網羅してコメント致しました。
少しでも参考になれば幸いです。