Mewの14年間の活動の集大成ともなるベスト盤。
このアルバムはこれからMewを聴こうと思っている新規のファンの方には正直言ってオススメできない。
今までのアルバムを聴いてきた人ならわかるかもしれないが、
Mewはアルバムごとにコンセプトが全く違う。
1stのシューゲイザー寄りのギターロック、2ndのプログレ的な硬い音の世界
3rdのプログレ・ドリーム轟音ポップ(インディーズの頃の2枚からも一応1曲ずつ収録されている)
これらが混ざっていて非常にカオスなアルバムとなっているわけだ。
そして、先日の来日公演でも披露された新曲"Do You Love It?"は3rdの延長線上の曲で良い曲ではあるが、
この曲のために数千円払う価値はないと思う。
あと収録曲に文句をつけるのなら"Hawaii"とか"Repeaterbeater"が入ってないなあ、と。
日本盤ボーナストラックについても言及しておこうと思う。
"Apocalypso"は2ndから、
"King Christian"は日本企画盤のShe Came Home For Christmasもしくはインディーズ期のHalf the World Is Watching Meから
せっかくだから"白い唇のいざない"をを入れればいいのにと思ったのは私だけだろうか。
次にDVDについて。
基本的に今まで発表されたPVが一通り収録されています。
Like Paper CutsというB面曲のPVは入っていません。
あと欲を言えばライブの時に流す奇妙な、でもクセになる映像を入れてほしかったかも。
世界初収録の"Panda"のPVは若い頃のメンバーの貴重な映像が収められていて
"Repeaterbeater"には字幕付き。
特筆すべき点はこれくらい、あとはYou Tube等で視聴できるPVそのままです。
まあ、そんな理由でDVDに収録されているPVまで集めたいという熱心なMewファン以外にはオススメできない。
これから聴こうと思っている人は1st〜3rdを一通り視聴して気に入ったアルバムを聴けばいいと思う。
ちなみにどのアルバムも凄まじいクオリティの名盤だ。
自分はPVのためにベスト盤を購入してしまう程のファンなので星5つを付けさせていただきました。