内容(「CDジャーナル」データベースより)
米デビュー作。英語だから自然と書けて開ける別世界……それが、曲/サウンドと直結して想像よりもずっと強く大きく、“宇多田”の時とは別の輝きを放ってここに在る! 歌の感触もはっきり違い、ティンバランド作・制作(3)(13)もイーヴン。ブックレットの対談も読みごたえ大。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
すでにリリースされていて、おそらく500万人くらいの人が聴いていると思われるので、ここでアルバムの内容について細かいことを説明する必要はないだろう。R&B、モダン・ロック、エレクトロニカといったカラフルな音楽性、より奔放になったメロディ・ライン、音域をグッと広げることに成功し、深い表現力を獲得したヴォーカリゼーション。それらの要素が質の高いサウンド・メイキングのなかでバランスよく配置され、全世界にアピールするポップ・ミュージックとして成立している。つまりは、そういうことだ。
そして僕がこのアルバムから感じるのは、どこまでも自由に、自分の快楽本能に忠実になりはじめた彼女の姿だ。誤解を恐れずに言えば、これまで彼女にはどこかに“遠慮”があった。実際に会って話をしたわけではないのでこれは僕の想像にすぎないのだが、おそらく彼女はとても繊細で、他人に気を遣う人なのではないか(だってテレビに出てるときなんて、すごく居心地悪そうにオドオドしてるじゃない?)。そして、「日本で活動してるんだから、日本の人に喜んでもらえるようなものをつくらなくちゃいけない」「そのためには自分の趣向を押さえることも必要かもしれない」という気持ちも強くあったはずだ。それはポップ・ミュージックをつくる人として正しい態度だが、自分でも気づかないうちに、自らの音楽に“枠”を作ってしまうことにもなりかねない。
そういう意味で今回のアメリカ・デビューはアーティストとしての彼女にとって、とても大きな契機となるだろう。アルバム・タイトルの『EXODUS』には、脱出する、とか、移動するという意味がある。英語で歌うこと、アメリカで活動し、これまでとは違う視点を持つことは、彼女の音楽を大きく広げることになるはずだ。Utadaの才能は、ここから本領を発揮するのだと思う。 (森朋之) --- 2004年10月号
そして僕がこのアルバムから感じるのは、どこまでも自由に、自分の快楽本能に忠実になりはじめた彼女の姿だ。誤解を恐れずに言えば、これまで彼女にはどこかに“遠慮”があった。実際に会って話をしたわけではないのでこれは僕の想像にすぎないのだが、おそらく彼女はとても繊細で、他人に気を遣う人なのではないか(だってテレビに出てるときなんて、すごく居心地悪そうにオドオドしてるじゃない?)。そして、「日本で活動してるんだから、日本の人に喜んでもらえるようなものをつくらなくちゃいけない」「そのためには自分の趣向を押さえることも必要かもしれない」という気持ちも強くあったはずだ。それはポップ・ミュージックをつくる人として正しい態度だが、自分でも気づかないうちに、自らの音楽に“枠”を作ってしまうことにもなりかねない。
そういう意味で今回のアメリカ・デビューはアーティストとしての彼女にとって、とても大きな契機となるだろう。アルバム・タイトルの『EXODUS』には、脱出する、とか、移動するという意味がある。英語で歌うこと、アメリカで活動し、これまでとは違う視点を持つことは、彼女の音楽を大きく広げることになるはずだ。Utadaの才能は、ここから本領を発揮するのだと思う。 (森朋之) --- 2004年10月号
Album Details
Japanese pressing of the Japanese urban vocalist's U.S. debut album (produced by Timbaland) has earliest release (domestic is scheduled for October 5th) & includes an exclusive booklet & slipcase. Island. 2004.
Album Description
Japanese Release featuring an Exclusive Limited Cover.