『能ある鷹は爪を隠す』・・・どの世界にもごく一部の人々にしか知られていないスゴ腕がいる。
ギタリストで言えば、梶原順という存在はまさにそうした一人だと思う。スタジオ・ミュージシャンとして年間1,000曲を越すレコーディング・セッションに参加してきたという・・。
その彼が、ついに自身の名でアルバムを出す・・・それがこの『EVER』だ。
彼のホームページで試聴ができるが、そこから聴かれるそのサウンドは、そのキャリアが垣間みれるような多彩ななギター・アプローチの数々だ。決してテクニックをひけらかすヤボさは一切ない・・・本物だ。
さすが世界的サックス・プレイヤー『渡辺貞夫』を支えているだけのことはあると納得のサウンドだ!
(ちなみに渡辺貞夫や本田雅人がゲストプレイヤーとして参加しているのも要チェック・ポイント)
スタジオ・ミュージシャンというある種の裏方的存在から、アーティストへと変貌を遂げる匂いがムンムンの本作を聴かずして通り過ぎるのは、もったいない!!
『喰わず嫌い』ならぬ『聴かず嫌い』は一生の損。
ぜひチェックすることを全音楽ファンにオススメしたい。