日本が誇る若き電子音楽家Jemapurの2nd アルバムです
良くも悪くもNujabesぽさがあった(本人は否定していますが・・・)前作と比べて、
非常にオリジナリティー溢れた、よりジャンルレスな作品となっています
この作品を語る上で欠かせないのが「ミニマリズム」です
全曲に用いられてます
「ミニマリズム」とは、ざっくばらんに言うと(本当にざっくばらんですが)
音の動きを最小限に抑え、パターン化された音型を反復させることです
単調かつ退屈になりやすく、聴き手を限定してしまいがちなこのアプローチですが、
Jemapurの凄いところはそういったマイナスイメージを一切与えず、
「ミニマリズム」の良い部分(高い中毒性・曲ごとや作品全体に深い世界を与える)
のみを抽出するのに成功していることだと思います
それが出来えた要因として、
'・一曲一曲のメロディが非常にたっていること
'・幅の広いアレンジ・奇抜な発想
'・音造りの細かさ・ミキシングの上手さ
'・現代音楽・ブレイクビーツ・アンビエント・ジャズ・ヒップホップ・クラシックetc・・・など
様々な音楽の要素を取り入れ、昇華し自分の音にしていること
などが挙げられると思います
発想の奇抜さはM3に顕著に現れていると思います
洗練されたノイズとエレキギターの歪みが見事に融和し、お互いを引き立たせるというのは
ある種の発見ではないかとすら感じています
クラシックを幼い時から学んでいただけあって、
音響的な耳の良さを持っていることが作品には随所に表れていると思います
彼ならきっと、もっと現代音楽に近いような前衛的な作品を為すことも可能なのでしょう
個人的にはそういった作品も聴いてみたいものです
ametsubやhasymo(YMO)・音響系が好きな人にはゼヒ聴いてもらいたいです
きっと気に入ると思います