この本は私が米国MBAでジョエルスターン氏の講義を受講した時の教科書でした。この本を読めば何が企業価値を決めるか、どうしてEVAが株主重視の経営指標と呼ばれているかわかるだけでなく、EVAの具体的算出方法や企業財務理論の詳細な解説もあります。EVAについての基礎知識が無い方はこの本を読む前に「EVA価値創造への企業変革」や類書をまず先に読まれた方がいいと思います。
M&AのValuationの現場ではEVAなどのResidual Incomeを基にしたValuationよりDCFを使う例が圧倒的に多いと思います。単なるValuationの手法としてだけではなく、いかに社員や経営者を律するかという組織戦略のツールとしてもEVAは価値があると思われます。