ここ数年すっかり定着した「EQ」という概念。
「自身や他人の感情を識別・マネジメントする能力」という定義が
最も一般的かと思う。
この本は、
EQとは何か、EQの重要性については
新聞や雑誌で知っているけれど、どうやって鍛えたら良いか?
と人向けに、EQの鍛え方を総合的にまとめた本。
66の法則とあるので予想がつくと思うが、
非常に項目が多い。
実践すべき項目が、
「自分の感情を知る」「相手の感情を知る」などの分類と、
「基礎編」「応用編」と一応分けられてはいるのだが、
その1カテゴリの中に10〜20の項目が羅列されており、
どれからやっていいのかわからない。
また、
毎日習慣としてやるものや
一度実践してみるようなものなど
さまざまなものが混じっていて、
どれから、どれくらい繰り返してやればいいのか、
実線トレーニングとしてどのように毎日に組み込めばいいのか
ということまでは書かれていないので、
(全部毎日やってほしいほど大事、
ということなのかもしれないけど)
トレーニング本的な実践しやすさはないように感じた。
トレーニング本としての性質はないと感じたが、
しかし、EQ「オフィシャルブック」的に一読しておいて損はないと思う。EQの全体像をしっかり理解するには適していると思うからだ。
これだけ総合的&最も共通理解が取れているであろう
王道的解釈を、丁寧に網羅しているものはないと思うので。
まずこの本を読んでから、トレーニング本を読むのがオススメ
(トレーニング系本の中には、
EQの中のごく狭い能力をトレーニングしたりしているものが多いので、
自分にどのEQが足りていないかすらわからない状態で
チャレンジするのは非効率&適した本が選べないと思うので)。
ちなみにEQのスコアとだいたいのレベルが出る
チェックリストも載っています。