「Kanon」や「D.C.〜ダ・カーポ〜」の制作スタッフが創りあげた名作『sola』のDVD-BOX版。
空を写真に写す事が大好きな空マニアの主人公、依人(よりと)
依人の姉で折り紙達人の少女、蒼乃(あおの)
そして、夜のわざわい“夜禍-ヤカ-”と呼ばれる自称人間ではない少女、茉莉(まつり)
等など、中々の個性豊かな強者が集まる作品です。
内容もシリアスかつ神秘的で、視聴者をグイグイと引き込む力を充分に持っているので楽しんで観れると思います。
前半パートは明るい展開が続き感情移入しやすく『sola』の世界観が感じられます。
そして物語の核心に迫る後半パートは明るい世界から一転。過去の因縁から対立してしまう茉莉と蒼乃の戦いは正直観ていて辛かったです。(急にバトル物!?)
それぞれが依人の事を想っての女の戦いなのでどちらの言い分も正しく、一体誰を中心にして観ればいいのか分からなくなりました。
結果的にはあのような形で決着を迎える事になりましたが、果たしてそれが良かったのかどうかは分かりません。
しかし、最終話で見せる蒼乃の晴姿を観ればこれはこれで良かったんだと思います。
良い事や正しい事ばかりを追い求めて、悪い事や自分が認めたくない事から目を逸らしてはいけないと言うメッセージが込められていた作品だったと観終わったあとに感じました。
空に青空や夜空が存在するように、この世界の全ての事柄は陰と陽で成り立っています。
良い事も悪い事も、楽しい事も辛い事も、それを全て受け入れて生きていく事が、人の人生なんだと改めて認識させてくれた作品でした。
心を広く持ち何事も受け入れられる、そんな生き方の象徴こそが僕達の頭上に聳えている『sola』なんだと思います。
長々と書いてしまいましたが、最後に―――。
『トマトしるこ』で乾杯!!!!!(^ε^)-☆Chu!!