雑誌「Remix」でマークのインタビューが掲載されており、このアルバムの発売を知りました。
あぁ!まだ健在なのね!(涙)とうれしくて買いました。
エイドリアン・シャーウッドのサポートを受け製作されたこのアルバム。
マークらしいサウンドコラージュというか、ごたまぜ感覚のものすごくよい作品になっております。
アジアン・ダブ・ファンデーションばりのバングラや、ヒップ・ホップ、ファンク、さらにはエレクトロにダブ。インダストリアル・ミュージックという「ジャンル」独特のザラザラした音の感触。
あぁ!やっぱりマーク・スチュアート、あなたなのね!(おれは今猛烈に感動している)。
でも、彼の姿勢をいちばんあらわしているのは、そのメッセージ。
かつて、We are all prostatitis(我々はみんな娼婦だ!)と強烈にコマーシャリズムを皮肉ったマーク。
また、ボリビアの貧困、アイルランドでの反政府ゲリラに対するイギリス政府の虐待、といったような人権問題を、ものすごい「怒り」の表現で私たちに知らせてくれた。
その彼が、今のグローバリズム社会、ー世界的な格差、搾取の横行、人権を求める人々への虐待、拡大深刻化する民族、宗教間の争いー、において、もう一度警鐘を鳴らす。
5、”Strenge Cage”では、現在のグローバリズムを”奴隷制度”として告発する。
いつまでも眠っていていいのか?いつまでも無関心でいいのか?(”Secret Suburbia”)
マークは我々を目覚めさせようといまでも必死だ。
衰えない先進性、過激なアティチュード。
彼をいつまでも「伝説」といておくのは、もったいないよ!