待ちに待った新作。ジョン・シェイファーのソロなども出ていたし、アイスド・アースも実質的にはジョンのソロ・プロジェクトなので、もうバンドとしては活動しないのかと思っていた。
アナログを購入。CDより3曲少ないが、この3曲はボーナス・トラック扱いになっているので、アルバムの基本形としてはこれでいいのだろう。
正直言って「ホラー・ショウ」以降、アルバムの出来は良くなかったと思う。元ジューダス・プリースト、ということで箔のついたティム・"リッパー"・オーウェンスを迎えて制作された2作も成功したとは言えなかったし、マシュー・バーロウを呼び戻した前作にしても、どこか迷いというか、方向性の定まらなさ、が感じられて、それはソング・ライティングにも影響したと思う。簡単に言えばスランプだったのかも知れないし、あるいはコンセプト、大作主義を重視するあまり自縄自縛に囚われたのかも知れない。
しかし今作は吹っ切れたような勢いを取り戻した。
新ヴォーカリストはマシューに匹敵するほどバンドサウンドにフィット。パワフルなリフ、ダイナミックな曲展開は健在。アイスド・アースという名前に期待されるものを全て備えている。
拘り過ぎてた感もある長尺アレンジ曲もなく、良い意味で肩の力が抜けたようだ。
アイスド・アース大復活、といっていいだろう。
ジャケットにはられたツアー日程を見ると全てが欧州だ。日本の都市が入ってないのが悲しい。