内容自体については、他のレビュアーの方が詳しく書いてくださっているし、
邦訳も登場して久しく、そちらにもたくさんレビューがあるので省略しますが、
非常に読み進みやすいと思います。
終盤の、男たちの覚悟の対決も清々しく、この話においては
大団円も素直に受け入れたくなる。
前半の主人公のリカバリーの過程である「日常」も、退屈は感じませんでした。
主人公はいろいろと大変なのですが、ワイアマンという不思議な隣人との出会い、
彼との信頼の構築がとても自然で楽しい。
むしろ、英語はまあ得意というには‥‥という自分程度のペーパーバック読みには
いきなり初っ端からがんがん怪異が発生するよりも、
こういった日常を読みながら作者の文の感じに慣れていくほうが、読みやすかったのかも。
長い、冗長、と一部でいわれるキングに恐れをなして、あまり原書で読まなかった自分ですが、
これなら大丈夫。 他も読めそう、と安堵しました。
最近は海外ものの翻訳版は、値段が高いからなー、と思っていらっしゃる方、
おすすめです。 是非。