20枚以上あるビージーのアルバムの中で、彼女の魅力は軽音楽的なピアニズムにあります。
あまりアドリブをがつがつ弾かない。弾いても2コーラスくらい。ただ、その2コーラスにはアドリブフレーズの宝が詰まっています。
がつがつ弾かれると、ちょっと、という方向きなアルバムです。
僕はメロディ派のジャズ好きを自任しています。なので、スイングピアノ時代のメロディを重視したものが好きです。
ビージーにあって、彼女のアルバムを聴きあさった理由に、そうしたメロディがあふれているピアノだからこそという理由があります。
でも、最近のビージーは軽音楽に偏り過ぎていて、メロディを繰り返すだけで、アドリブなし、みたいなものが多くなっているのが残念です。
このアルバムはビージーの適度なジャズ魂が垣間見れ、リラックスした雰囲気に終始しているので、ビージーアルバムの四天王の一角に添えました。
僕の大好きな「so in love」や「I Love Paris 」や「What Is This Thing Called Love 」などが収録されているのも理由のひとつ。
彼女のアルバムの表紙で彼女の顔が出ているのは、これだけではないでしょうか。
実際に会ってみると、身長155センチくらいの小柄なおばあちゃんでした。指が9度までしか届かないと話していました。
9度でこのサウンド? ジャズピアノ好きなら朗報ですよね。