賛否色々なご意見がある様ですが、私は良かったと思います。
母親に対する彩佳さんの行動を「悪魔」と言ってる方もいらした様ですが
私はかえって彩佳さんの心情がすごく良く解りました。
大病を患った家族を看護することは簡単なことではありません。
私自身、祖母が脳梗塞で倒れ、母と一緒に看護した経験がありますし
私の息子は障害を持っています。(障害と病気とでは違うかもしれませんが・・・)
だから彩佳さん、お父さんの苦悩はすごく伝わってきたし、共感しました。
病気というのは患った本人にとっても辛いですが、
支える周りの家族にとっても辛いことです。
家族に愛情を持っていても、彩佳さんのの様に辛く当たってしまうこともあります。
私自身も祖母、息子に辛く当たってしまう(しまった)こともあります。
実際に大病を患った家族を看護したことの無い方から見れば
彩佳さんの行動、私の様な意見は酷い、冷たいと感じるかもしれません。
でも看護というのはキレイ事だけでないのです。
大病に倒れてしまった母を前に戸惑う彩佳さん、お父さんの心の葛藤、
そして支えて行こうと前向きに感情が変わっていく部分は
とても良く描かれていたと思います。
キレイ事でなく、そういう家族の心の葛藤も良く伝わってきて
家族を看護するということがどういうことなのか多くの人に考えてもらえる様な
良い作品だと私個人的には感じることが出来ました。
前後編だけで描くには厳しいというご意見も多数ありましたが
連続ドラマでも1つの話に対してだいたい1話か2話で完結するので
彩佳さんのお母さんの病気、
剛洋くんの夢に向かっての旅立ちという2つのテーマの同時進行でも
このスペシャルの前後編で私は充分満足して見ることが出来ました。