「コンピュータ使用せず」
「シンセサイザー使用せず」
この名ゼリフを生み出し、なお且つジャケットに初めて刻印された、
記念碑的(?)なボストンの2ndアルバム。
1stアルバムの爆発的な大ヒットを受けて、その当時、オープン・ジャケットで発売されました。
日本盤CDはそれを忠実に再現した紙ジャケなので、実はソチラの方がお奨めです。
トム・ショルツ本人による今回のリマスタリングは驚愕すべき出来の良さで、
ちなみに1stアルバムは、SACD盤よりも高音質だと思います。
発売当時、初めてこのアルバムにレコード針を落とした時の衝撃はもの凄いものがありました。
1stアルバムが超名盤で、「これに匹敵するアルバムなど有り得ない」と思っていたのですが、
2ndの1曲目「Don't Look Back」を聴いただけで「ぶっ飛んで」しまい、
「人間として生きてきて良かった」などと、もはや訳の判らない境地に達してしまったものです(笑)。
分厚いのに透明感があり、重厚なのに耳ざわりが良く、壮大なのに繊細なボストン・サウンド。
今回のリマスター盤は、あの時レコード針を落とした時の衝撃を、思い出させてくれました。
「本当に人の心を打つ」モノというものは、
安直な機械や、計算ばかりの電算機で創り出されるモノでは無い!、という事・・・
「本気で人間が創りだした」モノというものは、
いかに時代が経過しようとも、決して古くならない!、という事・・・
ロックを愛し、理解しようと思っていらっしゃる若い音楽ファンの方々に、
もしこの機会にそれを感じて頂けたなら、
古くからの一ファンとして、嬉しい限りです。