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そのあとは、監督お得意の非現実生活に突っ走ります。そこに、ヤクザの親分の昔からいままで引きずっている恋話と、顔に怪我を負ったアイドルに会うため無茶をする青年が、ぎりぎり薄すぎる人間関係でからんできます。
まず構成なんですが、文楽に語らせるというのはヨージヤマモトの衣装があまりにも非現実的なんで(そうそう手に入らないと思う)ワンクッションおいてみて、抽象性を出そうとしたんじゃないんでしょうか。あまり突っ込みながら見るのも疲れるんで淡々と見ました。
個人!的に好きなシーン(映像)は、赤の紐でつながれた2人が大量の風車を並べた屋台を歩くシーンが幻想的で、あぁいいなぁ、と声に出ました。で、もうひとつ。これまた2人が夜の川べりを歩いていて、彼氏が先に小さな板の橋を渡り・・・でも彼女が遅れて紐がのび彼氏が引っ張られるシーン。ここでようやっとあの赤い紐が、彼女をもう二度と手放さない、という彼氏の意思の表れなんだと納得しました、それまではある種の記号みたなもんだと思ってたんで。
ラストはもう、しょうがないでしょう、救済を求めるならば。
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