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5つ星のうち 5.0
Doedskvad,
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レビュー対象商品: Doedskvad (CD)
Taakeによる2004年の作品。Taakeについては「Nattesited…」(1999年)の欄にもコメントを一部掲載させていただいている。この手の音楽については、情報が極めて乏しく、そもそもその存在自体に気がつく機会が得られないことも多い。それも1つの理由であるが、少しでも彼らの音楽に興味を持った方がいれば、そちらの方も、是非御覧いただければ幸いである。とても魅力のある作曲家である。 この「…Doedskvad」は、「Nattesited…」(1999年)及び「…Bjoergbin…」(2001年)から成る彼らの三部作の最終章として位置づけられている。彼らの作品を手に取ったことのある方は十分お気づきになることであると思うが、歌詞をはじめ、その内容に関する情報が皆無に等しく、思想的な背景については詳細には触れられないのが非常に残念ではあるが、全作品を通じた徹底した表記形式の統一からも、その揺るぎない世界観が十分に読み取れるのではないだろうか。 「Nattesited…」(1999年)の段階で、正式なメンバーが二人であったTaakeは、その後の作品を送り出す毎に着実にレコーディングメンバーが加わり、そのサウンドプロダクションもそれに比例して向上し期待を裏切ることが無かった。 彼らの音楽に触れることが出来たことに、心から感謝している。 そして本作品についてであるが、もし、「Melodic Black Metal」という枠組みを語ることの許される領域があるとすれば、まさしく、「Taakeという作曲家を通して」体現された「Melodic Black Metal」における紛れも無い傑作であると確信する。過去の2つの作品で表現された「音」が、更なる昇華を遂げ、更なる高次元で融合を果たしている。 どこか、壮大な悲壮感を帯びながらも、また力強くしなやかで美しいメロディーが前編にゆきとどき、なおかつ、そうしたラインをより引き立てつつも鋭いバランス感覚で、従来の「Heavy Metal」に存在していたエッジの効いたGuitareのリフが迷い無く組み込まれている。メロディーについては、以前「一種のギターオーケストラとも言える」とコメントしたが、まさに圧巻のトレロモ芸術である。また、楽曲展開も創造力溢れる素晴らしい出来である。 「ANTI-HUMAN/ANTI-LIFE」 彼らの作品には必ずこう記載されている。メロディックでありながらも、一貫してニヒリスティックな彼らの世界観に、今なお惹きつけられる。この「…Doedskvad」は、中でも感動的な作品である。
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