アメリカのプログレッシヴ・ネオクラシカル・メタルバンドの3枚目のアルバム。超絶ギタリストであるリーダーのマイケル・ロメオが在籍し、日本人好みの叙情的なメロディーや華麗なギターワークが素晴らしいこのバンド。本作は彼らにとって飛躍の一枚となった傑作で、曲の良さやプログレッシヴな大作のバランスが非常にいい。キャッチーな歌メロが良い人気曲「Of Sins And Shadows」、トーマス・ミラーのベーステクニックが炸裂する「Sea Of Lies」、スピーディな展開が魅力のこれまた人気曲「Out Of The Ashes」、中世の騎士を題材にした大作の「The Accolade」、古代エジプトをイメージさせるリフとトーマスのベースプレイが興味深い「Pharaoh」、ギリシャ神話のメデューサの呪いのようなリフと中間部の静かなパートの対比が絶妙な「The Eyes Of Medusa」、民謡調のメロディーが聴ける「The Witching Hour」、クイーンを思わせる重厚なコーラス・ハーモニーから一気に引き込まれる20分に及ぶ大作「The Divine Wings Of Tragedy」、そして感動の名バラード「Candlelight Fantasia」。などなど捨て曲は一切無く演奏も一級品なので彼らを最初に聴くなら本作がベストです。