Nas, Damian Marleyによる「Distant Relatives」を聴いた。
何とも表現し難いが、とにかく良い!そしてとにかく格好いい!
NAS(いままで知らなかった)はニューヨークのストリートラッパ界で名を馳せ、Damian MarleyはBob Marleyの息子でレゲエ界のスターである。
その二人がコラボを組み「お互いのルーツであるアフリカ」をテーマに、トランペット、コンガ、電子オルガンなどを駆使し、ヒップホップとレゲエのビートを交錯させ独得な世界を築いている。
ワールドカップでアフリカ系選手が各国代表で活躍している。それに反しドイツ、オランダなどで、移民やアフリカ系を排斥する運動が高まっている。
世界が何か不穏な動きを見せるなか、この二人はアフリカから離れ離れになった自らのルーツをときには切々と、ときには強く訴えかけながら歌い上げてゆく。
歌詞に含まれた社会的メッセージもさることながら、音楽そのものが聴くものたちを引き付ける力を持った作品である。