ロンドンのシンガー・ソングライター、ケイト・ブッシュの9枚目のフルアルバム。
セルフ・カバー再録盤とも言えない、ましてや搾取心満タンアコギなリマスター暴利商法でも
まったくない。全曲新録なんだけれど過去録の音源パーツも織り込んで、新録以上に労力を
かけたであろう・・・ 作品にこだわるケイトらしい手の込んだ新作。
T−1, 4, 6, 8, の4曲が『
センシュアル・ワールド 』から
T−2, 3, 5, 7, 9, 10, 11,の7曲が『
レッド・シューズ 』から
全曲しっかりオリジナルと聴き比べてみたのだけれど、正直微妙な感じで諸手を上げて
良くなったとは言いがたく ・・・・・ ・・・・・
聴き比べるのでは無く単独の新作品と考えるのが一番居心地が良い作品。
ヴォーカルはアバンギャルド&スウィートからアダルティックなビタースウィートへ
特に T−7, スローバラードは良く仕上がっている。
センシュアル・ワールドを改題した T−1, はもともとのアイデアであったジェイムズ・ジョイスの
「ユリシーズ 」から引用文を使う許可が出たそうな・・・出来はイマイチと感じた。
全11曲 約57分 なんと98年生まれの息子さんも参加している。