'78年の発売当時、本国イギリスではパンクブームがやや落ち着きあのPOLICE(それでも当初はPUNKISHだった)の台頭、アメリカではJOURNEY/BOSTONのハード系の流れからVAN HALENのデビュー等、以降のHR/HMの爆発前夜の状況だったことを考えても、画期的という言葉さえ稚拙な表現とならざるを得ない、そんな作品!!他の方のレヴューにもあるとおり、ロック史を語る上では絶対に外せない!!
M.KNOPFLERのギターがとりわけ光る訳ですが、やっぱり本作によるデビューのインパクトは相当なものでした。みんながストラトにハンバッカーを積み出しガンガンに弾き出した頃に、この指弾き、生音一発にギター弾きは卒倒したはず。バンドとしても、こんな詩的に静かにロックできるんだということをみんな思い知ったに違いないと思います。
以降の作品ではレス・ポールを使ったり、そんなに使わないのに何故かフロイド・ローズ付のハンバッカーストラトを使ったりと音の歪み度合い、音楽そのものも変遷していきますが、このバンドのインパクトが最も大きかった本作がやはり傑作ではないかと思います。未体験の方、これから聴いてみることをオススメします。