Scarfaceの94年のソロ3作目。H-Town特有の90年代前半らしいシンプルで泥臭いファンキー&メロウな音を展開していた前作の音から一変し、94年らしいブリブリのシンセ・ベースが効いたギラギラとしたG-FUNK、ウェッサイ的な音で纏められており個人的には前作よりこっちのほうがどっちかというと好み。映画Scarfaceのエンディング曲であるバンギン・シットな名インスト曲を生演奏で巧みにアレンジしたイントロとアウトロからして糞ドープなデキだが、心地良いシンセが絡む、H-Townらしい渋味あるレイド・バック・メロウなトラックにScarfaceらしいゆったりとした渋い語りを聴かせる(6)I Seen A Man Die ウェッサイ的なブリブリの哀愁漂う激渋メロウ・ビートを展開する(10)Hand Of The Dead Bodyのシングル2曲がかなり良い感じに仕上がっており、その他バンギン・シットな妖しいG-FUNKを展開する(2)(4)(5)とキャッチーなネタ使いが良い感じに効いた仄々メロウなブリブリ・ファンク・ビートを展開する(8)やGeto Boysの91年名曲Mind Playin'tricks On Meの94年ヴァージョンの(11)などもかなり渋い。てな感じでアルバム全体にかなり渋いヴァイブが漂っており捨て曲も無し。
演奏時間と曲数も丁度よく無駄に長くないとこも良い。