デビューアルバム「聖邪のドラゴン」のセルフ・カバーアルバム。
『聖邪のドラゴン』には挿入されていたセリフを除き、ヴォーカルをLeo Figaroによる英語歌詞に差し替えリメイク。簡潔に言えば「聖邪のドラゴン」からアニメ、ロリ、オタク的要素を排除し、メタルとして研ぎすました作品と言える。
『聖邪のドラゴン』はある意味、革命的なアルバムで賛否両論あるが、大きく分けると「RPG/アニメ要素支持派」と「メタル要素支持派(RPG/アニメ要素否定派)」だと思う。当然ながら、このアルバムは後者には支持され、前者には不評だと思われる。
『聖邪のドラゴン』で「曲は非常にいいのに、ロリ/アニメっぽいのがなあ・・・・・」と残念に感じていた部分が排除されており、痒いところに手が届く作品に生まれ変わっている。個人的には満足できるアレンジ。緻密なシンフォアレンジが施されたドラマティックなメロスピに仕上がっている。Leo Figaroのヴォーカルはいわずもがな。これは好みでしょう。
全体的な印象としてはメロスピ要素が強い。英語ナレーションなどが入れば、よりエピック・シンフォ色がでて良かったかも。これはLeo Figaroの影響かもしれないけど、『聖邪のドラゴン』を知らない人に「Minstrelixの新作だよ」と言っても疑われないようなアルバム。
勇者アーサーは「普通のメタルもできる」ことを示したかったのかもしれないが、今後、このように2ヴァージョンのリリースをしてみるのもいいと思う。まずは2nd,3rdのリメイクを。