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本書には、数学、哲学、生理学など、さまざまな分野から“デザイン原理”として有益であろう100項目が集められている。図版をふんだんに使いながら、1つの見開きで1項目を説明していく。項目はアルファベット順に並べられているが、デザイナーの疑問ごとに分類した索引が附属する。
本書で取り上げる項目は「色彩」など基本的な項目から、「フィボナッチの数列」など、思わず読みたくなるようなものばかりだ。事典としても有益な上に、デザイン知識を得るための読み物としてもデスクに置いておきたい一緒だ。
(日経デザイン 2004/09/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
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デザインといっても、この本での範囲はグラフィックやプロダクトにかぎらない。「安全性」とか「エラー」といったテーマもあるので、企画、開発、展示などに関わる方が読んでもタメになると思う。
出てくる用語は目新しいものが多いけれど、書かれてあることは「言われてみればたしかにそうだ」と思うことがほとんど。たとえば「美的・ユーザビリティ効果」は、美しいデザインは美しくないデザインよりも使いやすいと思われるという効果についての話。「費用便益分析」は、費用がかかる行為は、費用と同じかそれ以上の便益があるときに推進されるといった話。つまり、新しいことを一から学ぶというよりも、なんとなくわかっていたけれど頭にまとまっていなかったことを整理する、といった感じ。
本の使い方としては、おもにふたつあると思う。
ひとつ目は、一冊を通しで読む、ふつうの読み方だ。まるまる一冊をマスターすれば、そうとうデザイン能力は高まるだろう。
ふたつ目は、とりあえずささっと眺めておいて、当てはまりそうな場面に当たったら、そのページを詳しく見るといったこと。買ったパソコンソフトにどんな機能があるのか、まず説明書をざっと読んでおくようなもの。
デザインを志す方なら、ほとんどのテーマが役に立つものだろうし、読む価値はじゅうぶんにあると思います。
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