美術館に展示されている少女の銅像が、自らの生涯を語るべく動き出し・・・
オスタ演じる少女は、オペラ座バレエ団のレッスンを受ける傍ら芸術家のモデルをしながら生計をたてています。そんな中、彼女は母親に金持ちのパトロンを見つけるように促され、出来心から財布を盗んでしまいます・・・
彼女の生涯は物語ではありますが、全くの偽りではなく、ガルニエ宮の歴史背景の中で実際あったかもしれないお話でしょう。
小柄なオスタが可愛らしく、それでいてバレエという美しい芸術の真逆な環境の中を懸命に生きている少女の姿が、表現されていた気がしました。
キャストも充実しています。入れ替わり立ち代りとエトワールたちが踊ってくれるのだから、贅沢ですよね。
ドガの絵画に興味ある方には是非1幕がお勧めです。オペラ座のお稽古場のレッスン風景の場面は、ドガの“動く絵画”そのままの光景で、感動ものでした。
小さな踊り子;クレールマリ・オスタ
母親;エリザベット・モーラン
エトワール;ドロテ・ジルベール
バレエ教師;マチュー・ガニオ
常連客;ジョゼ・マルティネズ
黒ずくめの男(ドガ?);バンジャマン・ペッシュ
バイオリン奏者;エマニエル・ティボー
私は特にバイオリン奏者ティボーの動きに釘付けになりました。少しコミカルで軽やかでなお美しく、惚れ惚れ・・・です。。。