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と、推薦文がよせられていたが、こんな本が『世代を越えて読み継がれる物語』になるようでは、ある意味日本は終わりだ。
実際に読んでみての感想は、突っ込みどころ満載です。
まず、あまりに文章がヘタ。
私も文章ヘタなので、うまく言えませんが、
同じ接続詞が何回も繰り返されたりして、
文章のヘタさのせいで、内容に集中できません。
そして、主人公の行動に全く共感ができない。
子供を育てなきゃだから働かなきゃと言うなら、
何十年も育てるのにお金がかかるんだから、
大学出るとか、資格とるとかして、
定年まで働ける土台を作らなきゃだと思う。
そんな努力もしないで「私には体しかない」という
訳の分からない自己陶酔に浸りつつ、キャバ嬢に。
で、気づいたら風俗嬢に。
「子供のために何でもする」とか言って、
風俗嬢になって、海外に売られて、ヤク漬けにされて、
足の指を切られてりゃ世話ないです。
作者は「知らないだけで、こういう人は実在するんです」
と、前書きか何かで書いてありましたが、
実在することを書けばいいってもんでもないと思う。
現実にこういう事があるんだ、と思わせたいなら
そこに集中できるだけの、技術が必要だ。
主人公の行動があまりにどうしようもないのは、
作者の計画性のなさなのか、
敢えていきあたりばったりな人間を書いてるのか
私には分かりません。
前者は問題外として、後者なのなら
自分にその時その時の適当な言い訳をしつつ
どんどん堕落していく人の心理を、
理解できるように、書かないといけないのでは。
作者はこの主人公と同じ世界にいる人ではなく
こういった事を全く知らずに生活している人に
知ってほしくて、書いているようですが、
私を含めこういう世界に縁のない人間には、
もっと理解できるように書かなきゃ分かりません。
この本に共感している人は、多かれ少なかれ
似たような経験がある人に思えます。
似たような経験がある人は、言葉が足らなくても
自分の経験を重ねて共感ができるんですよね。
それは、作者の力ではないんじゃないかと思います。
キャバ嬢や風俗嬢やこの本に共感している人を
軽蔑している訳ではありません。
伝えたいことがあるなら、技術を身につけてから
書いてくれ、という事です。
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