この書籍、700ページoverというボリュームだが、「何か」のバックグラウンドと使うのに必要な作業を「噛んで含める」ように書いたらこうなるという見本のようなつくりである。単なる入門書ではなく「徹底入門」ということで、単なる入門ではなく「徹底的に」解説している。そのため、まったくの初心者は「そこにコーチがいる」ように作業が進められるし、「ある程度使えるようになった気がしてる」人も、歯抜けになっているような手順(なんとなく出来てるけど、よくわかってない手順)が何を意味しているのか?を本書で確認することが出来るだろう。
1冊の本としてみたら、価格は安くはないように見えるが、ボリュームと付属しているCDやDVDのことを考えると、決して高価なものではなく、むしろ安価ともいえる。
少なくともこの本があれば、普通のDebian使いならば普通に出来ることは、まず出来るようになるだろう(もちろん、人によって個人差はあるだろうが)。これまで「Debianは使いたいけど…」と挫折したという人には特に薦められる一冊である。