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Dawson Functional Occlusion
 
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Dawson Functional Occlusion [大型本]

Peter E. Dawson , 小出 馨
5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 29,400 通常配送無料 詳細
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小出 馨
1953年新潟県に生まれる。1979年日本歯科大学新潟歯学部卒業。1983年日本歯科大学大学院修了。1988年トロント大学歯学部補綴学教室客員教授(1995年まで)。1989年日本歯科大学新潟歯学部(現:新潟生命歯学部)助教授。1998年日本歯科大学新潟歯学部(現:新潟生命歯学部)教授。日本歯科大学大学院新潟歯学研究科(現:新潟生命歯学研究科)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 大型本: 535ページ
  • 出版社: 医歯薬出版 (2010/06)
  • ISBN-10: 4263443136
  • ISBN-13: 978-4263443132
  • 発売日: 2010/06
  • 商品の寸法: 31.2 x 22.8 x 3.9 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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5つ星のうち 2.0 誤訳だらけで良書がもったいない, 2011/2/20
レビュー対象商品: Dawson Functional Occlusion (大型本)
<<2011.3.11更新>>

誤訳が散見されます。

翻訳作業が大きなプロジェクトであることには間違いなく、苦労なされたことは推察できるのですが…

読む場合は、訳文の信頼性を疑って読んで下さい。
原著と比較しながら読むことが必要です。

以下に誤訳を挙げていきます(★が多いほど重大な誤訳)。

※原文はできるだけ省略します。
※大意の理解に支障のない誤訳は途中から無視していきます。

★18ページ
誤「専門用語の解明」→正「専門用語の明確化」原文clarification

★★★★21ページ
誤「中心位への偏位を誘発する咬頭干渉」→正「偏位を起こす咬頭斜面による、中心位に対する干渉」

★★30ページ
「正常で健康な顎関節の機能を理解するには、快適に機能していない時に何が悪いのかを認識するしかない」と誤訳していますが、原文は前後関係が逆です。

★★同ページ
fine points 
誤「素晴らしい点」→正「細部」

★★32ページ
誤「停止点としての役割を果たしている」→正「停止点を与えられている」
(原文はit is provided with a definite stop 〜)

★32ページ
誤「関節円板の圧負担領域に相当する」→正「関節円板の圧負担領域を挟み込んでいる」
(原文 this includes the bearing areas of the disk)
※includeはこの場合は「(パーツとして)含む」ではなく「間に挟み込む」の意味(ウェブスター英英辞典)。

33ページ★★★★★
誤「円板を後方に引っ張るよう収縮可能な〜」→正「円板を元の位置に戻すよう(前方に)収縮可能な〜」
※原文のpull back は「元の位置に戻す」。「後方へ引く」ではない。

同ページ★★★
誤訳「常に歯とともに」→正しくは「歯が接触するたびに」
原文はevery time the teeth come together

同ページ★★★★
誤訳「理想的に位置づけられた関節でも歯に干渉をもたらすからである」
正しくは「歯が、しっかり(適切な位置に)おさまった関節に対する干渉となり、〜〜〜に移動することが求められるからである」

同ページ★★★★
誤訳「臼歯を除いた最良の方法として〜〜〜決定できることである」
正しくは「臼歯が邪魔にならない最良の方法を決めることだ」
原文out of the way「邪魔にならないよう」を間違えている。

43ページ★
ニュアンス不足
「(5)ひずみ」とあるが、原文がstrainであり、a traumatic stretching or compression という意味なので、「損傷を受けることになるような変形」というように、訳注などの形でニュアンスを補ってもらいたかった。

43ページ★★
誤訳「次の3つのうち一つでも生じた場合、関節円板の転位が起きる」
正しくは「関節円板の転位が生じるには次の3つのうちの一つが生じていなければならない」

43ページ★★★★
誤訳「これらの変形(ひずみ)が生じる原因は〜を〜牽引する張力であり、一方、下顎頭はそれに抵抗して留まっているか一緒に牽引されるかのいずれかである。」
正しくは「これらの変形(ひずみ)が生じるためには、下顎頭が抵抗して引っ張られるか抵抗して後ろに留まるかしている場合に関節円板を前方に引く張力がなくてはならない」(固い直訳ですが)
原文は For any of these deformations(strains) to occur, there must be a tensibe force pulling the disk forward while the condyle is pulled or held back in resistance.
・「必要条件」として扱うべき内容を過剰に訳して「原因」としてしまっている。
・whileの扱いが間違っている。

43ページ★★★★★
誤訳「顎関節に〜牽引力が、下顎頭を介して加わる後方への力と拮抗している限り、靭帯が伸びることはない」
正しくは「下顎頭を介して加わる後方への力が、関節円板に付着している筋の前方への牽引力によって抵抗されない限り、靭帯が伸びることはない」

・間違いが二つ。一つは「顎関節に付着している筋」ではなく「関節円板に〜」が正しい。
もうひとつは、非常に重大な間違いだが、「力が拮抗している限り」ではなく「前方への力によって抵抗されないかぎり」である。unlessの意味を間違えている。

47ページ★★★★★
誤訳「中心位は咬合干渉のない唯一の下顎頭位である」
正しくは「中心位は咬合干渉のない咬合を可能にする唯一の〜である」

48ページ★★★★
中心位の定義の中で間違ってます。
誤訳「内側で固定される」
正しくは「内側で支えられる」
原文は 〜 are braced medially

48ページ★★★★
中心位の定義の中で間違っています。
誤訳「支障なく」
正しくは「不快な症状なく」
原文はwith no sign of discomfort
正確に訳さないと、他の章でよく出てくる「快適な顎関節」とつながってきません。

49ページ★★★
誤訳「中心位は、再現可能で便利に臨床で使える位置である。」
正しくは「〜は、再現可能という理由で使われる単なる便利な位置ではない」
原文は CR is not just a 〜 position that 〜.
誤解をはっきりさせよう、という文脈です。誤訳のままでは文脈がおかしくなります。

51ページ★
誤訳「関節を介して牽引する」
正しくは「関節を越えて牽引する」
原文は pull across joints.
関節を動かす筋については、筋の起始部と停止部の間に関節があり、それを乗り越えて収縮・牽引する(pull)ということです。

52ページ★★
不十分な訳「協調した筋活動は顎関節の位置づけと負荷に関係する」
⇒十分な訳「〜筋活動が顎関節を楽な安定する位置に位置づけ、そして負荷をかける」
原文は 〜 seats and loads the TMJs.
seat のニュアンス不足です。
単に位置づける(positioning)わけではないのです。

seat:To put an object into a place where it will rest. (Wiktionaryより)
例文 Be sure to seat the gasket properly before attaching the cover.

52ページ★★★★
誤訳「外側翼突筋は〜がなければ閉口時は受動的に働く筋である」
正しくは「下顎頭が関節結節上を上方に動くのを止められる唯一の筋は、〜なければ、閉口時に受動的である」
・「筋」を「外側翼突筋」と言ってしまっている(次の文で言及される内容)。
・下顎頭の上昇を止められる筋であるという内容が足りない

54ページ★★
誤訳「支える骨」
正しくは「強化された骨」

同ページ★★★★
誤訳「阻害されずに行きわたる」
正しくは「阻害されて行きわたらない」
原文 prevent 〜 fluid from flowing

55ページ★★★★★
誤訳「〜防止し、重要な解剖構造により正常な咬合湾曲が成立する」
正しくは「〜防止する。これは、正常な咬合湾曲を可能にする重要な解剖学的設計である」
原文では 〜 , an 〜 design that 〜. 
design はその文の先行部分を受ける同格の用法(ロイヤル英文法の名詞の項目参照)

56ページ★★★★
誤「中心位より上方」
正「より上方の中心位へ」

58ページ★★★
誤「後方斜面に対して」
正「後方斜面に接して」
原文 against

60、63ページ★★★
誤「結節に対して」
正「結節に接して」

60ページ★★★★
誤「機能不全を来す段階を経過する」
正「〜を経過するかもしれない」
原文 may
※この段階を経ないケースがこの章で述べられている。

67ページ★★
誤「経験豊富な臨床医」
正「経験を積んだほとんどの〜」
※バイラテラルマニピュレーションの経験のある、の意味。

69ページ★★★★★
誤「但し、外側翼突筋が弛緩している場合のみ、中心位において骨のストップが成立する」
正「中心位において骨のストップが成立している場合のみ、〜筋が弛緩するだろう」
※前者では文構造を明らかに間違えている。原文を正しく読むとDawsonの意図がわかる。

85ページ★★★★
誤「中心位での咬合記録は歯とは別個に採得可能」
正「〜は歯が離れた状態で採るものであり」
※付帯状況のwithの誤訳

85ページ★★★★★
誤「その位置から咬合高径が最大咬頭嵌合するところまで咬合器を〜」
正「〜から最大咬頭嵌合が可能になる咬合高径まで咬合器を〜」
※文構造の間違い

86ページ★★★
図16の説明文
誤「終末位の点である」
正「終末位の点を書いてみよ」
※命令文
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