Penguin ReadersのLevel 3(1,200語レベル)
語数 17,761 YL 3.2
作家William Harrisは、長年連れ添った最愛の妻を病気で失い、一人寂しく
自宅で過ごしていた。彼は、唯一Louisという友人がいたものの、人と交流
するのがあまり好きではなく、静かに暮らすのが好きだった。
このように静かに暮らしていたWilliamだったが、妻が亡くなってから、ちょっと
した変化が起こる。それは、寝室でプラグを抜いて部屋の明かりを消すと毎回
「感じる」幽霊の存在だった。もちろん目にすることもふれることもできない
が、彼はこの幽霊の雰囲気から、恐怖を感じることはなかった。むしろ毎晩感じる
この幽霊と遊ぶのが孤独なWilliamの楽しみとなった。
彼は、毎晩プラグを抜いて幽霊を呼び、楽しい遊び(good game)をした後、
プラグを戻して明かりをつけ(こうすると幽霊の存在は消える)、就寝するのが
習慣となった。彼は、この幽霊をポルターガイストにちなみ"Poldy"と呼び、
愛着を感じるようになった。
数年このような生活が続いた後、しかし、徐々に様子は変わってくる…。幽霊は
次第にプラグを戻して明かりをつけることに抵抗をするようになり、彼に恐怖を
与えるようになってきた…。幽霊の笑い声を耳にしたり、幽霊に殴られたりする
ことも出てきたのだった。このように、"good game"が次第に"bad game"そして
"dangerous game"へとなっていった…。
そしてPoldyの笑い声を耳にしたその時、聞き覚えのあるその声から、彼はPoldyの
正体を確信するのだった…。間違いなく「あの人」だと。そこから、Williamの
過去が明らかにされていく…。
果たして、最後はどうなってしまうのか?
PGRのLevel 3にしては分量は多いが、英文は短い文が多く、ストーリー展開も
ゆっくりと進み、登場人物も少なく読みやすい。
最後までドキドキのミステリーです。