初めてこのアルバムを聴いた時は、「え、本当にマイケミ?」
って思ってしまうほど、死について語るかのような前作とは全然違った雰囲気。
このことを残念に思ってる人も多いみたいだけど、多くの人が勘違いしてる。
ポップだシンセだって、サウンドを嫌うのも良いけど
批判ばかりする人は、本当に歌詞の意味を分かってるのかな…って思う。
そもそも彼らは、「生まれ変わった」ことを何よりも誇りに思っているし、
全体を通して私達に呼びかけてくる。
「このままで良いのか?変えようぜ」って。
特に、#6には震えた。シンプルだけど、9.11について深く考えさせられる。
前作に比べると、かなり社会的なメッセージがこめられている。
もうマイケミをエモとか、そういう枠に押し込めることなんてできない。
彼らは自分達の歌で世の中を、ファンのみんなを変えようとしているし、前作よりはるかに前向き。
初めはびっくりしたけど、ロックって本来こういうもの。
最近のSingItForJapanも本当に感動的な取り組みだったし、
彼らのその姿勢にはロックを背負っていく使命感のようなものすら感じる。
ニュース・オブ・ザ・ワールド紙でジェラルドは、ポップを作ったのは「破壊活動」をするためだと言っている。
「ポップ界に入り込んで、ダメージを与えたかったのさ。「シング」は共同社会を攻撃する賛歌なんだ」って。
マイケミは次のアルバムでは一体どんな顔をしているのか。
今からわくわくしてくるようなアルバムだ。