2003年の日本でのライブを見に行ったことがあるのですが,彼女は一回も
歌うことはなくすさまじく内容の濃いjazzライブであったことが強く印象に
のこっていた。終わった後でこういうサウンドがまたアルバムでリリース
され聴けることを期待していた。
今回のアルバムは「jazz」アルバムである。いつものように強いアジテーションを思わせるファンクなどは鳴りをひそめて,ただ静かで濃密なjazzの
サウンドを展開している。
ゲストも豪華で,歌声が心地よいSabina ScubaをはじめCassandra Wilsonや
Lalah Hathaway そのほかではKenny Garrettなんかが参加している。
しかも個性の強いアーティストが参加しているのに,突出しているのではなくて,meshellに共鳴しあい見事に調和のとれたサウンドになっている。
個人的には,4番目のオープニングに柔らかな打楽器で始まる11分にわたって
展開される曲には,彼女のインスピレーションの凄さが垣間見えたような
気がした。