内容紹介
1日の出来高が1.9兆ドルを超える、世界最大の金融市場である外為(FX)市場の現実と本質を本音で語った90分。必見です。
■松田哲氏からコメント
個人でも外国為替取引をすることが容易になり、最近は、FXとかFX取引と呼ばれることも多くなりました。FXを始めることは簡単になったのですが、簡単でないのは「儲けること」です。外国為替取引で、継続して利益を得るのは容易ではありません。外国為替相場を読み、それに対応していくことは、決して簡単なことではないのです。外国為替取引をする際に、負けたいと思う人はいないでしょう。しかし、100戦100勝は、到底、不可能です。私は、「個々のバトル(戦闘)は負けてもいい。しかし、ウォー(戦争)に負けてはいけない」と考えています。だから、「最終的に、勝つためにどうすればいいのか?」を常に考えることになります。「マーケット(相場)にどう臨むか?」といった心構えも重要です。相場を読む際には、まず、「現状分析」が重要と考えます。別な言い方をするならば、「未来に起こることを予測するための材料は、『過去』にしかありません」「『過去』の分析なくして、予想したものは、根拠のない、単なる『あてずっぽう』に過ぎません」
先々に起こることは、必ず、過去からの連動性・関連性がある、と考えています。だから、過去の分析なくして、未来が読めるはずもないのです。しかし、だたでさえ、先々を予想することは簡単ではありません。間違えることも、多々あります。ただし、先々を考える際に、今までにあったこと、起こったことを土台(根本)にしなければ、おおもとから間違えることになります。それでも、所詮、「相場は上がるか下がるか」ですから、土台(根本)が違っていても、偶然に、予測が当たることもありますが、現状分析が間違っていたならば、偶然に当たった予測は、さらなる先々で、もっと大きな過ちを引き起こす、と考えます。しかしながら、正確な現状分析は難しいものです。その時点で、「正確」と考えることが出来ても、それが全てではないことがしばしばです。ですから、その都度、修正を加えていく必要があります。相場に臨むとは、それを繰り返していくことではないか、と考えています。
レビュー
・前半は冗長で知っていることばかりで退屈であったが、後半30分の本音トークは大変楽しめた
・続編を希望します
・松田先生のサブプライム問題の説明は良かった
・松田さんの本質をついたストレートな言葉がとても有難かったです
・松田氏の説得力がすごい
・主義が一貫してよい
・とても有意義でした
・松田氏の話は明瞭で面白かった。本も読みたいと思った
・レバレッジの重要性がわかった
・松田氏のチャートで8割あてても2割でやられるというのが目から鱗でした
・松田さんの投資の戦略などを知りたい
・統計的な手法をもっと知りたいです
・松田さんの歯に衣着せぬ説明に現状がいまひとつ解らずモヤモヤしていた気持が氷解致しました。貴重なお話をありがとうございました。
著者について
・現在の外国為替市場
・サブプライム・ローン問題」とは?
・サブプライム問題が与える影響
・サブプライム問題は、ドル売り材料
・質への逃避
・「質への逃避」の具体例
・質への逃避 (その影響)
・「円キャリー・トレード崩壊」?
・米国公定歩合の引き下げ
・公定歩合引き下げの意味
・FRBの意図
・現状のマーケット
・現実の相場に、どう対応するのか?
・チャート(ドル円日足)
・チャート(ドル円月足)
・ドル/円(Part1)
・ドル/円(Part2)
・ドル/円(Part3)
・ドル/円(Part4)
・ドル/円(Part5)
・ドル/円(Part6)
・ドル/円(Part7)
・ドル/円(Part8)
・ユーロ円(日足チャート)
・ユーロ/円(月足チャート)
・ユーロドル(日足チャート)
・ユーロドル(月足チャート)
・直近のチャートを用いた、売買テクニック
・具体的にどう対応するのか?
【松田哲(まつだ・さとし)】
早稲田大学法学部を卒業後、『三菱信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)』に入社。支店勤務を経てディーリングルームへ。東京本店ならびにニューヨーク支店で外国為替、国際資金業務のエキスパートとして活躍。
その後、米『ファースト・インターステート銀行』に転職し、仏『パリバ銀行』、『クレディ・スイス銀行』、『オーストラリア・コモンウェルス銀行』でチーフ・ディーラーとして名を馳せる。
現在はウェブサイト『松田哲のフォレックス・ディーラー物語/FXディーラー物語』を運営する一方で、法人・個人向けの外国為替に関するコンサルティング業務を精力的に行っている。亜細亜大学非常勤講師:「現代市場金融論」